空気清浄機/空気清浄機関連情報

いま注目&人気の“加湿空気清浄機”トップ3(3ページ目)

最近は、本格的な加湿機能が付いた空気清浄機が人気です。さらに今年は、一歩先を行くモデルも登場しました。気になる新製品をご紹介します!

執筆者:戸井田 園子

全フィルター交換不要で楽々!~三菱電機

三菱電機・ラクリアエア
三菱電機・ラクリアエア
MA-517DK-S(シルバー)
(参考価格:約5.5万円前後)
実は、加湿を合体した空気清浄機を初めて発売したのは、三菱です。昨年は、SHARPのパワーに押されてしまいましたが、今年は新たな魅力を加えて勝負をかけます。その魅力とは……なんと「フィルター交換不要」&「お掃除レス」とか!これはかなり期待が持てます。では、簡単にその仕組みをまとめてみましょう。

 

■全フィルター交換不要
三菱電機・加湿ディスク気化式
カルキ成分のつきにくい「ディスク気化式」により、目詰まりを抑制することで、お手入れ不要に!※画像:三菱電機サイトより
なんと今機種では「集じん・脱臭・加湿」の全フィルターが交換不要となりました!洗うと再生する脱臭フィルターは既にいくつかのメーカーで採用されていましたが、集じんフィルターが洗えるのは、現在この機種だけ。さらに、加湿フィルターは『交換&お掃除レス』!加湿フィルターは、カルキ濃度が濃くなることで目詰まりが起こりやすくなるため、今年は「ディスク気化式」と「カルキ水回収システム」を開発し、加湿フィルター(ディスク)に付着する水垢を抑制しました。それにより、お掃除レスを実現。これはかなり画期的です。

■水脱臭
三菱電機・水脱臭
「カルキ水回収システム」で、脱臭効果がアップ!※画像:三菱電機サイトより
先の「加湿ディスク」と「カルキ回収システム」は、脱臭にも活用されています。アンモニアなどの水溶性のニオイは、水に溶けるため、加湿ディスクでキャッチすることが可能。さらに、ディスクが捕らえたニオイを、水トレイ内に溶かし込み、「カルキ回収システム」で回収するため、加湿しながら部屋の生活臭を効率よく取り除くことができるようになるのが特徴です。

★ガイドの感想★
複合機は、フィルターの種類や手入れをしなくてはならない部位が増えるため、メンテナンスが複雑になるのが最大のネック。全てのフィルターが『交換不要』というのは、この機種の最大の魅力だと感じます。また、加湿の場合、フィルターが目詰まりしたり、水タンクがヌルっとしたりで、半月から1ヶ月に一度はお手入れが必要だったので、交換不要ではなく『お掃除レス』となったのは、かなり画期的です!その証拠に、同じ方式の加湿器「ラクリアミスト」は、一時、入荷待ちとなるほど大人気だったようです。ちょっと気になるのは、帯電により集塵するフィルターを洗ってしまって、本当に元の性能まで戻るのか?という点。1年後の評価を期待したいですね。また、こちらも背面吸じんのため、壁から20cm離すのが推奨。前面吸じんではダメなんですかねぇ?

【参考サイト】三菱電機・ラクリアエア


以上3機種が、巷で注目&人気を集めている機種と言えるでしょう。この他にも、各社から加湿空気清浄機は発売されていますので、各社の違いを次ページに一覧としてまとめてみました。合わせて、ご覧下さい!>>


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