2007発売・加湿空気清浄機一覧
加湿空気清浄機を比較検討する上で、参考になるスペックを一欄にしてみました。表の赤い部分は、優秀と言える項目です。各社の傾向を知る参考にして下さい。■加湿空気清浄機一覧(2007発売) |
※表をクリックすると拡大表示されます |
★各社の特徴★
前ページでご紹介していないメーカーについての雑感を簡単にまとめました。ご参考まで!
■Nationa(F-VXC30)
「加湿+ナノイー」 搭載による、うるおい効果を得意としています。しかし、加湿がハイブリット方式のため、電気代が少々高くつくのが弱点。また、フィルター交換のコストもかなり高めと、本体価格が安くても、総トータルのコストは高くつく可能性があります。
■日立・クリエア(EP-BV60 )
強脱臭力が売り。厚さ約5cmもの「ナノテクBIG HEPAフィルター」と「イオンミスト」による、『強力ダブル脱臭』で、驚異の脱臭率約99%を実現。ペットを飼っている方には、うれしい機種でしょう。また、8畳10分の浄化スピードは、トップクラス。広いリビングダイニングでも大丈夫!目新しさはありませんが、確実に性能をアップしている一台です。
■東芝(CAF-KG5)
微細な“ピコサイズ”のイオンを使用した「Picode除菌」という方式をひっさげ登場。衣類やカーテンにしみついたニオイを強力脱臭し、部屋に漂う菌・ダニの死がい・花粉・ウィルスなどを強力除菌する、空中浄化が特徴です。本体価格もメンテナンスコストもそこそこで、バランスの良い機種でしょう。
今年の“加湿空気清浄機”は、基本の空気清浄能力には大きな差が見えにくいのが正直なところ。「複合タイプのお得感」にするか、「清浄スピード」を重視するか、「メンテナンスコストと手間の削減」をメインにするか、「脱臭力」を優先するか、「価格の手軽さ」をとるか、決定の鍵はあなた次第というところでしょう。
もちろん加湿や除湿がついていない“空気清浄機”のみのタイプも、新製品が発売されています。「加湿器は既に持っている」「やはり、単機能が安心」という方は、そちらのタイプも合わせて検討することをおすすめします。掲載した表のような項目を比較してみると、各社の個性が見えてきます。花粉の季節がはじまる前に、じっくり検討し、納得の一台を見つけて下さい。
【参考INDEX】空気清浄機