掃除機・クリーナー/掃除機関連情報

掃除機の選び方・4つのチェック項目(3ページ目)

多種多様化している“掃除機”について分類し、そのメリットデメリットを整理しましたので、購入時の参考になさって下さい。

執筆者:戸井田 園子

その他のチェック項目いろいろ

ヘッドタイプ
最近のヘッドはどのタイプでも基本性能が良く、マイナスイオンでホコリを集めたり、フローリングは拭いたような仕上がりを実現するなど、高性能になっています。そのヘッドは以下の2つのタイプに分類されます。

(モーターヘッド)
モーターヘッド
【参考】
HITACHI・モーターヘッド
ヘッド部分のブラシがモーターで回転するタイプ。強制的にブラシが回転するので、ホコリをしっかりかき出してくれます。カーペットの多い家・ペットを飼っている人などにおすすめです。モーターが含まれているため、ヘッド部分がやや重くなっていますが、自走式で作業労力を軽減する工夫もされています。各メーカー共、高性能機種はこの“モーターヘッド”が主流です。

(エアータービンヘッド)
エアータービンヘッド
【参考】
HITACHI・エアータービンヘッド
ヘッド部分のブラシが、吸い込まれる空気の力で回転するタイプ。モーターヘッドに比べると、カーペットなど奥のホコリをかき出す力はやや劣ります。フローリングの多い家に向きます。安い価格帯の掃除機はこのタイプとなっています。

付属アタッチメント
すき間ノズルやブラシタイプなどのアタッチメントが付属品として付いてきます。最近は、ワンタッチで取り外しが簡単にできるものが多く、各社の工夫が見られます。実際に試して使い勝手の良いものを選びましょう。

吸込仕事率
どれだけ多くのゴミを早く吸い取るかを表した数値で、日本工業規格(JIS)で定められたものです。カタログには【W数】で掲載されていて、数値が大きいほど吸込む力が大きいといえます。目安として確認しておきましょう。しかし、日本の規格のため、海外の製品にはこの数値が掲載されていないものも多々あります。

本体重量
掃除機本体の重さです。階段などで持ち運ぶ場合もあるので、確認しておきましょう。また、ホースを含めるともう少し重くなることも念頭にいれておきましょう。

集塵容量
ゴミをどれくらい貯めておけるかL(リットル)数で表します。紙パック式の方がサイクロン式より容量が多いのが一般的です。この数値が多いほど、ゴミ捨ての回数は軽減されるということになりますので、要チェックですね。
* * * * *

以上が、掃除機の主なチェック項目です。いかがですか、整理されたでしょうか?掃除機を選ぶ際、まずはメインユースなのかサブユースなのかを決め、上記の項目をひとつづつ検討して選んで行けば、皆さんのほしい掃除機が明確になると思います。是非、ベストな選択をして下さい。

【参考記事】気になる掃除機5種・2004冬
【参考INDEX】
掃除機・クリーナー
キャニスター掃除機おすすめ人気ランキング10選|サイクロン式と紙パック式を徹底比較!
ロボット掃除機おすすめ人気ランキング10選|付加機能満載の高コスパモデルはこれ!

 

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