掃除機の集塵方式

現在、集塵方式には大きく2つの方式があります。日本では昔から採用されている“紙パック式”とダイソンに代表される“サイクロン式”です。それでは、それぞれの特徴を整理してみましょう。
 

紙パック式掃除機

吸ったホコリを本体内部の“紙パック”に集めるタイプです。吸い込んだ空気が紙パックを通過して排気される仕組みとなり、紙パックがフィルターの役割りをしています。

<メリット>
  • 密閉性が高い構造なので吸引力が強い
  • 集めたゴミに触ることなくパックごと捨てられるため簡単で衛生的
<デメリット>
  • 紙パックにホコリが貯まると吸引力が落ちる
  • 集めたゴミを通過した空気が排気として出るため、臭いや微細塵が気になる
※最近は、紙パック性能向上したり、排気部分に高性能なフィルターを追加することで、排気を限りなくクリーンにする機種が増えています。

■代表機種:かるパック【CV-PD700】(日立)
排気クリーンをいち早く提案し、捕集率99.999%とクリーンルーム並みの排気のキレイさを誇るりつつ、カーボンライト採用などにより本体重量2.3Kgの軽さを兼ね備えた使いやすさ抜群のモデルです!
 

 

サイクロン式掃除機

吸い込んだ空気をたつまき状に回転(旋回)させながら、ホコリと空気を遠心分離し、ホコリはダストカップに、空気はフィルターを通過し排気されるという仕組みが、本来の定義。しかし店頭やカタログなどでは、空気を旋回させていなくても、ゴミをダストカップに集めるタイプの総称として「サイクロンタイプ」と分類している傾向があります。

<メリット>
  • 紙パックが不要なので経済的
  • 排気の経路がゴミと別に確保されるため、吸引力が持続する
  • 吸い込んだ空気がゴミの中を通過しないため、排気をクリーンにしやすい
<デメリット>
  • ダストカップからゴミを捨てる際に粉塵が舞いがち
  • 排気をろ過するフィルターなど、メンテナンスが必要
※上位機種には、フィルターが自動でお掃除される機能が搭載され、メンテナンスはかなり楽になっていますが、機種によりメンテナンスが必要となるパーツ数は異なります。

■代表機種:Dyson Ball Fluffy(ダイソン)
サイクロン式を世に送り出したメーカー。サイクロンの代名詞としても有名で、集塵力が自慢。 ボールテクノロジーを搭載した車輪で走行性を格段に向上。ダイソンデジタルモーターを搭載し、サイクロン部分を2段に増やし、さらなる集じん力を実現。独自のソフトロールブラシを搭載した最新モデル。
 

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■代表機種:風神【TC-ZXF30P】(三菱電機)
本格的なサイクロンタイプとして注目のクリーナー「風神」。遠心分離とダストカップ内のフィルターレスで、吸引力の低下を防ぐ基本性能の高さが自慢。ダストカップがまるごと水洗い可能など、日本人の気質にあったメンテナンス性もおすすめ。 後方からの排気を利用し、風を吹き付けて掃除をする「ブロア機能」も便利。

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紙パック式か、サイクロン式か

集塵方式については、2つの方式で大きく使い勝手が異なるため、一概にどちらが良いとは言えません。ホコリに触れるのが嫌な人には従来の“紙パック”がおすすめですが、吸引力の持続やランニングコストを重視するのであれば“サイクロン式”がおすすめです。

また、ホコリアレルギーだから「排気がキレイなものを」と“サイクロン式”にしても、ゴミ捨ての際にはホコリを吸ってしまうなど、一長一短があるので注意が必要です。

最近は、紙パック式でも排気クリーン度が高い機種がありますので、どのような状況で掃除機をかけるのか、誰が掃除機のゴミ捨てをするのかなど、ご自分の掃除スタイルを振り返り、ベストな方式を選びましょう。

次は掃除機の形状について、ポイントを押さえましょう。この形状により、使い勝手が大きく左右します。

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