最上位モデルでコンパクトサイズを実現

三菱電機・風神【TC-ZXC30P】

三菱電機・風神【TC-ZXC30P】


コンパクトタイプの掃除機が続々と登場している今「風神がコンパクトサイズになった」と聞いても、そんなに画期的なことと感じないかもしれません。風神のスゴイところは、最上位モデルの性能のままコンパクトにしたところ。その実力についてみていきましょう!


コンパクトボディになった新・風神!

三菱電機・風神【TC-ZXC30P】

従来の風神に比べるとひと回り小さくなった新風神

まずは従来の風神と大きさを比較してみました。ひと回り小さくなり、かなり取り回しが楽になりました。コンパクト化のカギを握るのは、サイクロン構造の進化。ダストボックス内の旋回速度が早くなったことで旋回室を1つにすることができたり、本体をカーボン含有樹脂にしたり、アルミフレームモーターにすることで、サイズも重さもぐっとコンパクトになっています。「自走式パワーブラシ」やホースも軽くなったことで、以前の風神に比べると、掃除中のストレスは限り無く減りました。

実は、各メーカーから発売されているコンパクトタイプは、いずれも最上位モデルではありません。では、最上位との違いは何なのでしょうか? 少し詳しく解説していきましょう。

 

コンパクトでも高性能を維持!

最上位との違い、それはズハリ「捕集性能」。この性能は、(1)どのくらいの大きさのホコリを、(2)どれくらい逃さないか、という2つの数字で確認することができます。

まずは(2)の評価ですが、カタログなどで「ゴミを99.99...%逃さない」などの表記で書かれています。これは、その機種の「最終捕集率」で、排気の中にどれくらいゴミが含まれていたかを測定した結果です。例えば、99.9%は10000個のホコリを吸った時100個排気中にでてくる状態、99.999%は10000個の内1個だけという意味となり、小数点以下の数値が大きくモノを言うのです。

そして(1)の、どのサイズのホコリを対象にしているかも重要なポイント。最上位モデルは0.3μmを対象にしているのに対し、それ以外のモデルは0.5μmを対象にしていることが多いのです。大きなホコリであれば、キャッチしやすいためおのずと捕集率は高くなります。従って、どのサイズを対象にした捕集率なのかを必ずチェックしましょう。

三菱電機・風神【TC-ZXC30P】

最終捕集性能のイメージ図 ※画像:メーカーリリースより

風神のスペックを確認してみると…サイクロンボックス内で99.9%捕集し、排気の経路となるモーター上下に高性能フィルターを置く構造で、最終捕集率「0.3μm以上のゴミを99.999%」となっています! 最上位モデルには、同等レベルのスペックを有するモデルがありますが、コンパクトサイズになると、最終捕集率は99%~99.9%、対象となるゴミのサイズは0.5μmが大半というのが現状です。このように、コンパクトかつ高い捕集性能を見事に両立したのが、今回の風神がスゴイ!! という訳なのです。

 


ダストボックス内でとことん分離するサイクロン機構

三菱の特徴と言えば、ダストボックス内にある集塵フィルターを無くしたところ。この構造を採用しているタイプは「本格サイクロン」と言われ、チリ落としのカタカタ音が無いことや、ダストボックス内のフィルター目詰まりによる吸引力の低下が防げることなどが大きなメリットになっています。

三菱電機・風神【TC-ZXC30P】

旋回室・集じん室分離構造で捕集したゴミが舞い上がらず、排気のニオイを軽減 ※画像:メーカーリリースより

新しい風神では、ダストボックス内で高速遠心分離する風の旋回速度を、従来の約1.8倍にすることで、ダストボックス内のフィルーターが無くてもゴミを99.9%捕集。吸引力も99%以上維持できる性能を達成しています。また、旋回室と集じん室が分離されているため、サイクロンボックスの中のゴミがぐるぐる回らないのも注目ポイント。捕集したゴミが旋回して舞い上がることなく、排気の臭いを半減してくれるのです。排気の臭いは、購入当初は大差が無いものですが、1年・2年と使っていくうちに結構な差がでるもの。長い目で見てうれしい仕様ですね。

 

次は実際に使った様子をお伝えします>>