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PlayStation Moveは結局どうなの?(3ページ目)

10月21日に発売されたPlayStation Move。11月20日に発売されたXbox360のキネクト。次世代ゲーム機のモーションコントローラ戦争はどうなる?

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド


懐かしいピポサルに再会

最近新作の出ていない『サルゲッチュ』が、Move専用タイトルとして発売される。
Moveをガチャメカに見立て、網で捕獲したりパチンコで怯ませたりといった操作をする。
基本的にはピポサルを網で捕獲するのがメインとなるようだが、遠近感のとりづらさもあって、体験版をプレイした限りではあまり爽快感を感じられなかった。

初代『サルゲッチュ』は二つのアナログスティックを駆使した新しいプレイ感覚がかなり新鮮だったので、Moveでの新作もモーションコントローラならではのガチャメカの操作方法に期待したい。

別にMoveじゃなくても…

PlayStationNetworkで体験版が配信されていた『街スベリ』も試してみた。
これはマフィアから逃げるためにキャスターの付いた椅子に乗って坂を駆け下りるという、まぁ、実にしょーもない内容。筆者もしょーもないゲームは大好きなものの、Moveを使用する必然性はほぼ感じられなかった。ほぼというか、全く感じられなかった。
また、圧倒的にパッケージ向けではない感じがした。
こういうアイディア一発勝負のゲームはダウンロードコンテンツのほうが相性がいいのではないかと思う。

またPlaystationNetworkの体験版が配信されている『Me & My Pet』は画面の中のバーチャルペットと触れ合えるという内容。カメラで写したリビングにペットを表示するので、カメラを下にむけて床を写す必要がある。
プレイの度に角度を直すのは面倒で、海外ではPlaystationEyeのみでプレイするタイトルだったらしく、無理にMoveを使用するような印象が残った。

やはりシューティング系が本命?

体験版にも収録されているが、筆者が今回購入したのがバンダイナムコの『BIG 3 GUN SHOOTING』。
アーケードゲーム含め3つのガンシューティングが収録されており、お得度が非常に高い。
また、『スポーツチャンピオン』よりも明らかに距離が短くても操作ができるので、あまり環境に左右されないと言えそうだ。キャリブレーションも「Moveをカメラに向ける」だけで終了する。

ざっと遊ぶだけでも反応の良さや照準の操作性は抜群。
別売りで銃の形をしたアタッチメントも発売されているが、筆者としてはMoveのみで十分と感じた。

今回収録されているのは『タイムクライシス:レイジングストーム』『デッドストームパイレーツ』『タイムクライシス4』の3本で、『レイジングストーム』はアーケード版に様々な要素をプラスした家庭向けの使用で収録されている。
『タイムクライシス4』は以前ガンコントローラー向け家庭用パッケージとして発売されていたが、今回収録されるのはアーケード版のみの内容となり、家庭用パッケージで収録されていた追加コンテンツは収録されていない。

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