お笑い・バラエティ/お笑い・バラエティ番組最新情報

ハリウッド・セレブが日本でオバカな番組に出る理由

最近、日本にやって来た世界的大スターが、バラエティに出演して芸人と絡んだりする姿を、よく見ませんか? 本国では考えられないことなのに、なぜ日本ではOKなの? そこには日本の映画が関係しているのです(と、当ガイドはにらんでいるんです)。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

ハリウッドセレブは日本を目指す!?

先日、主演映画「ナイト&デイ」のプロモーションで来日したキャメロン・ディアスとトム・クルーズ。ハリウッドのムービースターが映画等の宣伝のため、日本で活動することは、最近では珍しくなくなりました。

この一年でも「24-TWENTY FOUR-」のキーファー・サザーランドやアンジェリーナ・ジョリーなどなど。映画「SEX AND THE CITY2」のパブリシティのために、主演女優4人がそろって来日を果たしたこともあります。ただ、トムとアンジーの場合、記者会見、インタビューだけでなく、バラエティへの出演も旺盛でした。

滞在時間わずか14時間の中で、「しゃべくり007」「VS嵐」「紳助社長のプロデュース大作戦!」などに出演。嵐とゲームをしたり、ホリケンのギャグを2人してマネたりと、終始大サービスに努めてました。なぜハリウッド・セレブがここまでしてくれるのか? その謎は一本の映画の中にありました(と当ガイドは確信してます!!)

インタビューからバラエティへ

海外の映画スターが日本のテレビに出演すること自体は、かなり前から行われていました。といっても、純粋な映画紹介の番組だったり、お堅い文化番組やニュースの中に登場する程度でしたが。

バラエティに出演し始めたのは、確か「笑っていいとも!」がスタートして数年後、ダスティン・ホフマンが出演したのがきっかけじゃないでしょうか。番組の雰囲気が気に入ったのか、彼は帰国後に俳優仲間に宣伝したといいます。

その後「いいとも」だけじゃなく、さまざまなバラエティに、ハリウッドから駆けつける姿をよく見かけるようになりました。とは言っても、そこでもインタビューの延長線上のもので、セレブにお笑い芸人のようなことをさせることはNGでした。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます