設計と施工を分ける監理業務こそが重要
建築家に依頼するということが、工務店やハウスメーカーに依頼をするのと何が一番大きく違うのかと言うと、先にも言いましたように設計・施工が一体ではないということです。設計と施工を分離することで第三者の目が入り、欠陥住宅が生まれにくくなるのです。現場は、設計がきちんとしていることと、監理がきちんとなされていることがとても重要です。設計・施工が同じ会社であれば不具合があっても隠してしまう恐れもあります。設計施工の分離と第三者監理による家づくりこそが家づくりの王道であるといえます。[工事監理の流れ]
基礎・躯体工事の確認→中間検査の立ち合い→設備工事の確認→工事状況の報告→仕上げ工事・品番の確認
[竣工・引き渡しの流れ]
竣工検査→完了検査立ち合い→施主検査→引き渡し→竣工書類渡し→瑕疵検査立ち合い(1年後)