収納

狭い玄関でどうする靴の収納!?100均や箱で整理整頓(2ページ目)

玄関が靴だらけになっている住まいは、日本特有の現象。靴が多すぎ、玄関が狭すぎ。そんなニッポン人が、身につけておきたい整理収納法をご紹介します。100均、IKEA、シューズボックスや便利グッズで、使いやすい整理整頓を始めましょう。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

出番の多い靴をしまうには

シューズボックスは、同じメーカーの物で揃えることが見た目の良さにつながります。右側のボックスはIKEAの商品。

シューズボックスは、同じメーカーの物で揃えることが見た目の良さにつながります。右側のボックスはIKEAの商品

多くの家庭では、AとDに該当する靴を下駄箱に仕舞うと、それだけで既に満杯となってしまいがち。そのため、BCEの靴をどう仕舞うかがポイントになります。

まずEの靴を履く頻度は低いので、納戸や押入など別の場所にしまってもいいでしょう。

でもBとCについては、せめてオンシーズンの靴だけは玄関まわりで待機させたいものです。

そこで下駄箱におさまらない場合には、補助的に靴用のシューズボックスを使います。箱の中が見えて、手前に開けることのできるボックスなら、出し入れがしやすいので履く頻度の高い靴でも大丈夫。下駄箱の上やその脇の空いたスペースに、ボックスを整然と並べるように心掛けましょう。

狭い下駄箱へ無理矢理に靴を押し込むのは、変形や傷のモトになりますので避けたいものです。見栄えのいいボックスを使えば、靴を出したままにしておくよりも、玄関が遙かに片づいて見えます。


脱いだままに見えない方法

トレイとトレイの間隔を調整する付属品がついて1個100円、キャンドウのもの。

トレイとトレイの間隔を調整する付属品がついて1個100円、キャンドウのもの。

その日に履いた靴は、直ぐにしまわず風を通しておきたいもの。だからといって、玄関に脱いだ状態で置いておくと、靴だらけになってしまいます。おまけに、いったん出したままの癖がついてしまうと、ズルズルと仕舞わないままになってしまいがち。

そんなルーズな習慣に陥らないように、決まりを作っておくことが肝心です。しかもその決まりは守りやすい方法でなければなりません。そこで、手軽で整然とした方法を考えました。

それは、A4サイズのファイルトレイを使って積み重ねる方法です。これなら出し入れが簡単なので、毎日の習慣にしやすいはず。

玄関まわりに余裕のスペースがない場合には、廊下や階段脇などの通り道にあたる場所を見つけて、定位置を確保しましょう。A4サイズのトレイですから置き家具と違って圧迫感もなく、場所もとらないため融通がきくはずですので、お試しください。

ここまで整理しても、靴が仕舞いきれない家庭もあると思います。そこで最後の一手を2つご紹介しましょう。

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