ボランティア団体を設立するには
できることを継続的に始めてみる。まずはそれが重要!
ボランティアしたい!と思ったら、何から始める?
お年寄りに関係することがしたいと思ったら、ご近所の1人暮らしのお年寄りに声をかけ、困っていることがあったら手助けをするでもOK! 地域を舞台に活動してみたいなら、駅掃除を定期的に始めてみるのでもいいでしょう。ボランティアは自発的な行動、つまりワタシの思いが出発点の活動です。どんなささいな活動でもいいので、まずは動いてみる。そしてそれを継続していく。あなたの行動で社会を変えるためには、小さな行動をコツコツと積み重ねていくことが大切なのです。
ボランティア団体を設立するには?
活動を始めたものの1人じゃやっぱりつまらない。時間的にも1人では厳しい! そんなときには仲間を募ってボランティア団体を作ってしまいましょう。NPO法人格を取得しようと思うと、法的な手続きが必要ですが、任意団体として立ち上げる場合は、特別な手続きは必要ありません。「私はボランティア団体○○を立ち上げました!」と宣言し、継続的な活動を始めればいいのです。
この際、ぜひ活用したいのがボランティアセンター。ボランティアコーディネーターに相談すると、活動のヒントを教えてくれます。仲間募集の簡単なチラシを作っておいてもらったり、会合の場所に使えたりと、ボランティア団体の立ち上げには欠かせない存在です。
ボランティア団体の設立:仲間の募り方
ボランティア募集は、ボランティアセンターやWEBサイトを賢く使いましょう。どこで行うどんな活動で、何を担当してくれる人を求めているのか、活動日はいつなのかなどの基本的な情報を盛り込んだ文章を作り、ネットのボランティア募集の掲示板や、ML、ブログなどを使って流します。
ボランティア団体の設立:記録と情報発信が重要
“知らせる”こともボランティア活動の1つ。たとえ1人でも活動を始めたら、記録をし、ブログなどを通じて情報発信していきましょう。その情報を見て問い合わせが来たり、手伝いを申し出る人が出たり、意外な反響が期待できます。
ボランティア団体の設立:ルールを決めよう!
ボランティアは“できる人ができるときに!”が基本の行動。でも、やはり守らなければならないルールは必要です。
年単位、月単位で大まかな活動計画を立て、誰が何を担当するのかは明確に決めておきましょう。特に予算管理は大切です。会費を募ったり、助成金を申請したりする場合は、経理担当1人に任せるのではなく、それをチェックする役目の監査担当もおいた方が安心です。