紅葉スポット 伊香保の美術館
■ハラ ミュージアム アーク(群馬 伊香保)~自然とともに楽しむ現代美術
紅葉狩りに行くなら温泉は必須!あわせて美術館にも行ってみたい!という方は伊香保がオススメ。情緒あふれる温泉街の伊香保は紅葉を見ながら温泉に入れる露天風呂も充実しています。立ち寄り湯も多いので、日帰りでのお出かけもしやすい場所。
伊香保からほどちかく、榛名山麓に位置する、ハラ ミュージアム アークは、品川にある私立美術館の草分け、原美術館の別館です。都会の住宅地にある原美術館とは対照的に、雄大な自然に囲まれた美術館は、1988年に開館しました。黒いフォルムの建物は、水戸芸術館なども手がけた磯崎新によるもの。
草間彌生や杉本博司、須田悦弘などの国内の作家はもちろん、マーク ロスコ、アンディ ウォーホルなどの海外作家まで 1950年代以降の現代美術作品を中心に収集しています。
屋外にも作品が配置されています。空の青さが美しい秋は、野外作品も「みごろ」です。
また、特別展示室「觀海庵(かんかいあん)」では、明治時代の産業振興に活躍した実業家、原六郎の収集した近世日本絵画が中心となった東洋古美術コレクションを紹介すると同時に、現代美術作品も見ることができます。
また、展覧会開催中の日曜日は、開架式収蔵庫の特別公開も(中学生以上対象、予約制)。お出かけ前に予定に組み込んでおきたいところです。
さらに。ハラ ミュージアム アークにお立ち寄りの際、立ち寄っていただきたいのがカフェ。とくに窓際席から美術館を眺めると、奥に牧場も見えてのどかな気持ちにひたれます。
カフェ ダールでは、そのときの展示や展覧会に合わせたオリジナルのイメージケーキが登場します。そのかわいいこと!
目だけでなく、口も満足できる美術館です!
<DATA>
住所:群馬県渋川市金井2855-1
TEL:0270-24-6585
開館時間:9:30~16:30
休館日:展示替期間、冬季、荒天時
入場料:一般1000円,こども500円
公式サイト
※ 本館の原美術館は東京の美術館でも紹介しています。
次のページでは、安曇野の紅葉スポットにある美術館、碌山美術館を紹介します。