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話題沸騰!「世界一」と噂されるボールとは(2ページ目)

発売前から話題となっているブリヂストンスポーツ「X-01 MILD/SOLID」ボール。宮里藍プロのワールドランキング1位獲得に貢献し、丸山茂樹プロが「世界一」と称賛したボールを、ガイドが試します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ガイドが使用感をチェック!

X-01MILD

発売前から話題となった「X-01 MILD」。池田勇太プロ等が使用

「X-01 MILD/SOLID」の特徴は、飛距離とスピン性能を高い次元で融合させたこと。そして、ゴルファーがこだわる「打感」という要素に注目し、軟らかい打感の「MILD」としっかり感と弾き感を持たせた「SOLID」の2種類がラインナップされています。

しかし、「飛距離」「スピン」「打感」といった言葉はこれまでにもボールを形容するのに長く使われてきた言葉。実際の使用感はどうなのか?
ガイドが2つのボールを試打して、その結果を比較してみました。

使用した結果は、その人のスイングや感覚によって異なるものです。以下は、あくまで個人的な感想ですが、参考になれば幸いです。

まず、飛距離。これは、どちらも甲乙つけがたく飛んでいる印象があります。少し違うのは、ドライバーの打ち出し角です。「MILD」に比べると、「SOLID」のほうが弾く感じが強いせいか、少し高い弾道になる気がしました。打感の軟らかさの違いははっきり分かるほどですが、「SOLID」も硬いという感じではなく、あくまでも“しっかり”と打てるという感じです。

そして、アプローチ。「MILD」に比べると、「SOLID」の打ち出し角は高くなります。この傾向は、ドライバーより顕著。「MILD」は、低く出してスピンで止めるようなアプローチをしたくなります。「SOLID」でも低く出すことは可能ですが、ポンと浮かせても良いスピンがかかってくれ、コントロール性は高いです。

余談ですが、ボールによってボールの高さやスピン量が変わるため、アプローチの距離感は大きく異なります。アプローチが苦手なゴルファーは、使用ボールを一定にした方が感覚がそろってくるはずです。

最後にパター。打感は、パッティングでも距離感などの感覚的な部分に影響します。ボールの硬さの違いもより感じました。「SOLID」はやや硬く、打った時の音も「MILD」に比べると「SOLID」は高くなります。

ガイドの個人的な感触では、「MILD」の方を使いたいと思います。もし「SOLID」を使うなら、フェースインサートの軟らかいパターを使用して、パッティングの感触を調節するでしょう。

感想としては、良い感触でヒットして、スピンが利いてボールがコントロールできる。とても扱いやすいボールだと思います。

過去10年でのボールの進化は、クラブの進化を上回るとも言われています。
優れた最新ボールで、プレーを楽しみたいものです。

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