3D機能をさらに強化
付属メガネは、テレビ用に比べると軽いのが利点
3D映像の表示に加えて、テレビ放送やひかりTVの3D番組を視聴することができるようになった。まだ対応コンテンツは少ないが、将来性のある機能といえる。3D番組の録画ディスクも再生できるが、再生ソフトPowerDVD 3Dのアップデートモジュールを適用する必要がある。
付属ソフトDigiCame 3D Viewer LEを使えば、3Dデジカメで撮影した画像を楽しんだり、通常の画像を擬似的に3D化して見ることもできる。3D再生方式は、前モデルと同じ「偏光板方式」。なお3Dコンテンツを見るときは、正面から見るようにすると、より立体的に見える。
薄型省スペースでオシャレなデザイン
キーボードを機体下部に収納すれば、さらにスッキリと使うことができる
前モデルと比べると、幅・奥行きとも1センチほど大きくなっているが気にならないレベルで、場所を取らない薄型省スペースを維持。キーボードは従来と同じく機体下部に収納でき、マウスも小さめ。デザインは、脚部からの一枚板の上からスピーカーを貼り付けたような感じに変更されている。後述するようにスピーカーが新しくなっており、これを強調する意味もあるデザインである。
YAMAHA製スピーカーを搭載し、深みのある音を再生
搭載のYAMAHA製スピーカーは、どちらかというと音数があまり多くないJ-POP向き
Blu-rayコンテンツは音質もよいのだが、従来のスピーカーではその魅力が引き出せていなかった。今回、新たにYAMAHA製スピーカーを搭載。前モデルまでと比べると高音の「シャリシャリ感」が薄れ、深みのある音を奏でることができるようになった。ただWシリーズにあるようなウーファースピーカーはないため、ステレオ2チャンネル再生に限られるのと、出力3Wのものを2基搭載ではまだ少しもの足りず、もう少しパワーがほしいところ。