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NEC VALUESTAR N VN790/CS(2ページ目)

NECのデスクトップパソコン、VALUESTAR Nが、さらに性能アップして登場。新たにYAMAHA製のステレオスピーカーを採用し、音楽的にも楽しめるものとなっている。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

デスクトップパソコンガイド

3D機能をさらに強化

付属メガネは、テレビ用に比べると軽いのが利点

付属メガネは、テレビ用に比べると軽いのが利点

3D映像の表示に加えて、テレビ放送やひかりTVの3D番組を視聴することができるようになった。まだ対応コンテンツは少ないが、将来性のある機能といえる。3D番組の録画ディスクも再生できるが、再生ソフトPowerDVD 3Dのアップデートモジュールを適用する必要がある。

付属ソフトDigiCame 3D Viewer LEを使えば、3Dデジカメで撮影した画像を楽しんだり、通常の画像を擬似的に3D化して見ることもできる。3D再生方式は、前モデルと同じ「偏光板方式」。なお3Dコンテンツを見るときは、正面から見るようにすると、より立体的に見える。

 

薄型省スペースでオシャレなデザイン

キーボードを機体下部に収納すれば、さらにスッキリと使うことができる

キーボードを機体下部に収納すれば、さらにスッキリと使うことができる

前モデルと比べると、幅・奥行きとも1センチほど大きくなっているが気にならないレベルで、場所を取らない薄型省スペースを維持。キーボードは従来と同じく機体下部に収納でき、マウスも小さめ。デザインは、脚部からの一枚板の上からスピーカーを貼り付けたような感じに変更されている。後述するようにスピーカーが新しくなっており、これを強調する意味もあるデザインである。

 

YAMAHA製スピーカーを搭載し、深みのある音を再生

搭載のYAMAHA製スピーカーは、どちらかというと音数があまり多くないJ-POP向き

搭載のYAMAHA製スピーカーは、どちらかというと音数があまり多くないJ-POP向き

Blu-rayコンテンツは音質もよいのだが、従来のスピーカーではその魅力が引き出せていなかった。今回、新たにYAMAHA製スピーカーを搭載。前モデルまでと比べると高音の「シャリシャリ感」が薄れ、深みのある音を奏でることができるようになった。ただWシリーズにあるようなウーファースピーカーはないため、ステレオ2チャンネル再生に限られるのと、出力3Wのものを2基搭載ではまだ少しもの足りず、もう少しパワーがほしいところ。

 
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