NEC VALUESTAR N VN790/CS(3ページ目)

快適な操作、前モデルからも性能アップ

Webサイトの閲覧や文書作成、デジカメ画像の加工、ビデオ映像の編集など、基本的な操作から負荷の高い作業までストレスなく行える。PCゲームをプレイするには、ややグラフィックス性能が低いが、それでも前モデルよりは快適。CPUのCore i5（コア2、スレッド4）は2.53GHzで、ターボ・ブースト・テクノロジーで最大2.80GHzで動作する。

YAMAHA製スピーカー搭載、地デジ/BS/CSに対応

地デジ/BS/CSの3波デジタルテレビ放送の視聴・録画のほか、Blu-ray Discへのダビングが可能。YAMAHA製スピーカーを搭載することで、Blu-rayコンテンツやCDコンテンツを深みのある音で視聴できる。ただ、モニタの解像度は1600x900ドットで、Blu-rayコンテンツを堪能できるフルHDでないのが残念。

USBポートが各面に配置されていて便利

USBポートが6つあるので、他に拡張スロットがなくても拡張性は十分。位置も従来モデルと同様で、左右それぞれに1つ、背面に4つ配置。周辺機器をどこに置いてもUSBケーブルを差し込むことができるので使いやすい。部屋のレイアウトに自由度が増し、設置場所に困っている人などには嬉しいだろう。

向かって左側のポートのみ、電源オフ時でも充電が可能な「パワーオフUSB充電機能」付きで、本体の電源を切っていても、iPodや携帯電話などの充電ができるのも便利だ。

はがき作成ソフト「筆ぐるめ Ver.17」も搭載

家庭用途はもちろん、ビジネス向けでも十二分なソフトが付属。特にこれからの季節に活躍するであろう、はがき作成ソフトの「筆ぐるめ Ver.17」が搭載されているのは嬉しいところ。動画を使った操作解説ヘルプもあるので、初心者でもすぐに使えるようになるだろう。

この他にも最新のOffice Home and Business 2010（Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook）のほか、セキュリティ対策にはウイルスバスター2010（90日間無料版）、デジカメ画像の編集にはCorel Paint Shop Pro Photo X2などが付属し、買ってすぐに使える。

3D対応の全部入りで、長く使える

3D、デジタル3波対応、Blu-ray搭載で、すでに20万円を切っている販売店も見受けられる。今後、3Dコンテンツが普及するだろうし、いま買ってもこの価格で数年使えるわけで、コストパフォーマンスはまずまずよいと言えるだろう。前モデルよりも下位モデルとの価格差は開いており、3D機能が不要なら安価な下位モデルを選んでもいいだろう。


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