上手な前髪の切り方とは?基本のセルフカット方法をマスター
髪を切った時はベストな長さの前髪も、1か月を過ぎた頃から少しずつ目にかかって邪魔な長さに。でも自分で切るのは難しい……と思っているあなた。美容院でカットしたような仕上がりを、自分でも簡単に再現できる前髪の切り方・前髪セルフカットのやり方を紹介します。<目次>
自分で簡単!前髪の上手な切り方・セルフカットのやり方
まずは人気の高いストレート前髪(ストレートバング)のセルフカットテクニックです。失敗なく仕上げるには、前髪を3つの毛束に分けて、はさみを縦に入れながら、少しずつ毛先を整えることがポイントです。基本の切り方をマスターすれば、「斜めに流した前髪」のセルフカットにも応用できますよ。ベストな長さをキープして、目力アップを目指しましょう!
1. 前髪幅を決めてブロッキング
髪が濡れた状態でカットすると短くなってしまうので、必ず乾いた状態で行います。まずコームで前髪をまっすぐ下にとかしましょう。次に頭のてっぺんと左右の目じりを結んだ三角形で分け取り、ダッカールでブロッキング。横幅を広く取ると、より可愛い印象に仕上がります。
2. 前髪を3つの毛束に分ける
次に、分け取った前髪を左右と中央で3等分にします。一気にカットすると毛先が乱れて失敗してしまうので注意。3. 中央の毛束からカットする
指一本分くらい毛束を持ち上げて、毛束に対して縦にはさみを浅く入れます。縦に入れることで長さの調整がしやすく、ナチュラルなカットラインになります。4. サイドの毛束をカットする
中央の毛束の長さに合わせて、左サイドも毛先をラウンドでつなげてカットします。顔周りが少し長くなるイメージです。同様に右サイドもカット。5. 前髪にコームを通してバランスをチェック
長さが整ったら、コームを通してバランスチェック。厚みがあるところは、はさみを少し斜めに5mm程度入れて軽さを出していきます。整っている毛先を軽く崩すとナチュラルな仕上がりに。これで完成です!基本のカットができるようになったら、「斜めに流した前髪」のセルフカットにも挑戦してみましょう。
次は、きれいに仕上げるコツを解説します。
前髪のセルフカットをきれいに仕上げるための3つのコツ
正面から見てもサイドから見てもなじむように、バランスのよい前髪に仕上げるには、ちょっとしたコツがあります。すきばさみを使った応用テクニックと、2つのNGポイントを押さえることで、美容室でカットしたかのような美しい仕上がりに近づきますよ。応用編:セニングシザー(すきばさみ)でもっと便利
セニングシザー(すきばさみ)は普通にはさみを入れても、髪をすくことができるので5の工程を、もっと簡単にカットすることができます。自宅でよく前髪をカットする人は、持っていると便利なアイテムです。
NG例1:毛束を持ち上げすぎないように注意
毛束を持ちあげ過ぎてしまうと下ろした時の髪の長さが分からなくなり、毛先がガタガタになってしまいます。常に角度は指一本をキープして毛束はふんわり持ちましょう。
NG例2:真横にはさみを入れないように注意
真横にはさみを入れると前髪の厚みは増しますが、一度に切りすぎたり、毛先が揃わず失敗しやすくなってしまいます。新たに前髪の厚みを出したい時は、美容院でオーダーするようにして、お家では「今のスタイルをキープすること」を心掛けて。
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