さらに詳しく機能や設置条件を知ろう
電子レンジを高いところに置く場合、特に背の低い人は手前開きだととても使いにくいですよ(ガイド実体験!) |
■設置する場所
まず最低条件として、どこに置くのかを考え、必ずサイズを測ってから買いに行きましょう。なお、電子レンジを使用したときに放熱するための余裕が必要なので、用意した場所ぴったりのサイズのものはNG。どのくらいの余裕を見ておけばいいのかは、取扱説明書に記載されていますので、必ず確認をしてください。
また、冷蔵庫の上に置いて使おうと考えている人は、冷蔵庫の上部が耐熱になっているかどうかもきちんと確認を。
■電源と電気容量
当たり前のことですが、設置場所に電源はありますか。電子レンジは電気の出力が大きい家電ですので、安全に使うには直接コンセントに差すことが必要です。キッチンにはその他にも電気を使う家電がたくさんあり、コンセントが足りなくなりがちですが、タコ足配線は避けましょう。
また、電子レンジを使ったときに部屋全体の電気容量が足りるかもチェック。電子レンジを使ったら、ブレーカーが常に落ちてしまうというのでは不便です。
■ドアの開き
電子レンジのドアの開き方は、狭いキッチンで料理をするときにはチェックしておきたいところ。ドアは左開きと、上から手前に開く縦開きのものがあります。
冷蔵庫の上など高いところに置いた場合、手前に開くタイプだと、目の前に電子レンジの扉が来てしまい、奥が見えにくくなりますし、熱くなったドアが手前にあるため、中のものが取り出しにくいことも。特にオーブンを使うような場合は火傷の危険もありますので、使い勝手をよく考えてみてください。
■容量
一般的に、一人暮らしに必要な電子レンジの容量は20L前後と言われています。容量が大きくなれば、値段も上がります。お弁当や惣菜、冷凍食品などを温める程度の使用なら20L以下でも十分です。
■フラットテーブルか、ターンテーブルか
電子レンジ内が平らなフラットテーブルと、お皿が回転しながら温めるターンテーブルがあります。フラットテーブルの方が容量いっぱいに広く使うことができ、掃除もしやすいのですが、値段もやや高めになります。
■調理メニューボタン
最近の電子レンジには重さと温度を測るセンサーがついており、食材や調理方法を指定することで、自動的に加熱時間や方法を設定してくれる調理メニューボタンが多くついています。例えば、「ご飯を温める」「牛乳を温める」「生解凍」「フライ」「茹で野菜」など、オートで調理してくれるので便利。自分がよく使いそうなメニューがあるものを選ぶという方法も。