専業主婦にも時給1198円の労働対価
賃金センサスによる平均賃金
家事は休みなく従事するものと考え、365日で割ってみます。仮に女性の平均年収額を設定して、365日、8時間家事をすると……
3,499,900÷365÷8=約1198円
専業主婦であっても1時間には1198円の価値があることがわかります。もちろん、家事をしてこの金額がもらえるわけではありません。大切なのは報酬が発生しなくても、あなたはそれだけ価値のある時間を消費していることを知ることなのです。
あなたの役割が増えすぎて、限られた時間の中で本来の役目がこなせなくなったと感じたなら、以下の方法でアウトソーシングの検討をしましょう。
- あなたの1時間の価値と、外注にかかる費用を比較する=A
- 月と年単位の家計予算の中でその費用が捻出できるかを計算する=B
- A=B もしくはA<B ならアウトソーシングを検討する
- A>B(費用の方が大幅に多い)場合は「低コストで対応してくれる業者やサービスをさらに探す」「必要ならマイナスが出ても他で補填すると考えて、アウトソーシングをする」
情報武装だけでも大きな力になります
実際に家事を外注しなかったとしても、サービスの価格や連絡先、内容が把握していることが、暮らしの大きな力になります。今日、元気に家事ができている人でも、病気や事故、親の介護や生活の変化などで、時間や気持ちのゆとりがなくなってしまう時期が来ることもあります。そんなとき、一人で抱え込んで疲労してしまう前に、「いざとなればアウトソーシングという方法がある」と思えること、そしてその内容や連絡先を知っているということは、目の前の難題を乗り越えるときの大きな気持ちの助けになるものです。時短ライフを実現するためにも、上手に暮らしにアウトソーシングを取り入れましょう。