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市民農園の選び方(2ページ目)

庭はないけど家庭菜園をはじめてみたいという方や、もっと本格的な野菜づくりを目指したいという方は、市民農園を活用してみてはいかがでしょうか?市民農園の種類や選び方について紹介しています。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

市民農園はどうやって選ぶ?

市民農園を選択する条件としては、主に以下の3点が挙げられます。
  • 自宅、もしくは職場からの距離
  • インストラクターなどの指導者の有無
  • 「無農薬」、もしくは「農薬使用可」などの制限事項
まずは、最低でも週1回は無理なく通える場所にあるということが必須条件です。通える(手入れのできる)頻度が少ないと、作ることのできる野菜の種類は、どうしても限られてきてしまいます。「いろいろな野菜に挑戦したい!」と思われている方ほど自分の庭のように利用できるくらい、通いやすい場所にある農園を探してみましょう。

野菜づくりに自信のない方でも、直接指導してくれる方がいれば安心ですね。最近では、そんなサービスを行う農園も増えてきました。また、毎日通うことのできない人向けに、手数料などを支払うことで水やりや日頃のメンテナンスなどを行ってくれるサービスのある農園もあります。

絶対に無農薬で育てたいのか? それほどこだわる必要もないか? こんなこだわりも農園選びの重要なポイントです。小さな区画が密集している市民農園では、たとえ自分の畑を無農薬でやっていたとしても、隣の区画で農薬を散布されてしまったら、どうしても影響を受けてしまいます。最近は、農場全体で農薬や肥料の使用について、細かくルールを決める農園が増えてきました。気になる点は担当者に詳しく聞いて、自分の育て方に合った農園を選びましょう。

まずは、現地を見てみることが大事

レンタル農具
レンタル農具が充実した農園もある
その他にもレンタルの作業用具や、農機具用のストッカーがあって手ぶらで通うことのできる農園や、シャワールームやパウダールームが完備されているところ、季節ごとのイベントが充実しているところなど、特徴のある農園が開設されてきています。

何はともあれ、気になる農園があったら実際に現地に足を運び、自分の目で見てみること、そして、スタッフや利用者に話を聞いてみることが一番大事です。ひと家族では広すぎるとか、利用料が高くてちょっと迷ってしまうという場合、友人同士のグループで利用するのもひとつの方法です。今後、都市近郊を中心に様々なタイプの市民農園が増えていきそうな予感です。便利な農園をうまく活用して、野菜の自産自消を目指してみてはいかがでしょうか。
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