猫を引き取るときの注意点
どのような経緯で保護された猫か、それまでの病歴や通院記録がわかればちゃんと控えておきましょう。健康診断、ワクチンやウイルス検査などが済んでいない場合は、早急に動物病院に連れて行き、必要な処置を受ける必要があります。飼い主のいない猫(野良猫)を拾う
拾う場合の多くは幼い子猫なので、子猫を育てる喜び、特別な結びつきを感じることができるでしょう。しかし、病気や駆虫など一通りを行うのに時間とお金がかかります。幼い時期に親兄弟と別れた子猫は、猫としての社会化が行われていないので、飼い主が教えなければいけません。予定外に拾ってしまうので、飼い主になるひとに猫を飼う心構えや自覚ができていないかも知れません。猫を拾った時の注意点
- 病院につれて行きましょう。なるべく早く動物病院で診察を受けましょう。そして、駆虫、検便や病気の有無の確認、治療をお願いします。必要な時期が来たらワクチンや去勢・不妊手術を行いましょう。
- 猫の飼育やしつけに関しての勉強をしましょう。過去に猫を飼育した経験があればまだしも、初めて飼うのであれば最低でも1冊は猫の飼育本などを購入し、きちんと勉強しましょう。
- 猫の飼育に適した住環境を整えましょう。猫が室内だけの生活でも満足できるようにキャットタワーを購入したり、家具の配置で段差を作るなど、猫が好む高い場所を用意してあげましょう。猫が不用意に外に出ないように網戸・窓などにストッパーをつけるなど、環境を整える必要があります。
それぞれの猫との入手方法には、メリットもデメリットもありますが、どのような形にしても、出逢った猫との縁を大切にしたいものです。いったん飼い始めてしまうと自分の都合だけで簡単に手放すことはできません。飼い始める前に猫とどんな風に暮らしたいか、様々なシミュレーションを行い準備を整え迎え入れるようにしてください。
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