SOHOで働く/SOHOの始め方

離職からの復活 目指せ個人事業主

就職活動がなかなかうまくいかないBさん。それならば個人事業主として仕事を始めてみようかと考えました。元手がかからずに、円滑に始められる方法とは。Bさんと一緒に考察していきます。

宮田 志保

執筆者:宮田 志保

テレワーク・在宅ワークガイド

Bさんは、昨年10月に勤めていた会社を辞めました。年齢は35歳、未婚。男性です。貯金はあるものの、世界的な不景気の波におされ、思うように就職活動が進んでいません。そこで、会社に属さずに個人事業主としてスタートしようと考えました。

家族の扶養に入る

面接
面接に自信があったつもり。思うようにいかない日々が続きます
離職後、風邪をひいてしまったBさん。病院にいこうとしたところ、「保険証」がないことに気がつきました。これまで会社の健康保険組合に加入していたBさんは、離職してしまえばもちろん保険証はありません。すぐに管轄の役所に行こうとしたところ、同居している父親が助言しました。
「仕事が決まるまで、私の扶養にしてやるから」

Bさんは、少し躊躇しましたが、言葉に甘え、学生時代のように会社員として働く父親の扶養に入れてもらうことにしました。Bさんは、昨年度までは年収が450万円あるので、扶養範囲には入りませんが、今はなんといっても無職。離職日より父親の扶養として取り扱われます。

自分になにができるのか

何度も面接を受けても思うような結果が生まれないBさんは、もう一度自分を見直してみました。

自分が得意とすること
・人に会うこと
・IT、システム面(前職の関係)
・企画書などのプレゼン資料の作成


何かを書き出そうとしても、後が続きません。
次に自分の欠点を書いてみました。
・飽きっぽい
・黙々と作業をすることが苦手
・35歳
・技術的なスキルを持っていない

年齢が悪いポイントになるのかは疑問ですが、企業の面接で年齢を見られて落とされているのは明らかな様子。まだ会ってもいないのに、書類だけで落とされるケースもあったそうです。


いざ、フリーへ。どんなふうにスタートする?
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