初めてメールを出す場合は“どこで知ったのか”を必ず書く
そうしないとかなり怪しい。メールアドレスはあくまでも個人情報だから。例:OGの山田さんにご連絡先をお聞きしました。
有楽町支店の佐藤さんにご連絡先をお聞きしました。
ホームページを見てメールを書かせていただきました。
本文はできるだけ手短に書く
長いと読んでくれない。ビジネスの基本。※参考記事「自己PRはコミュニケーションを目的とした文章である」
HTMLメールは使わない
最近はHTML形式で配信されるメールマガジンも増えて、昔ほどテキスト形式にこだわる必要は減ってきた。しかし、未だにHTML形式が嫌いな人はいる。やはり無難にテキスト形式で送ることをオススメするぞ。署名を必ず書く
氏名・学校名・住所・電話番号・携帯番号・メールアドレスを文章の最後に書くこと。結構書かない学生が多くて、ああ、勿体無いなと思う。なぜなら、折り返し連絡が欲しいのなら、その連絡先を書かない手は無いからだ。署名はある意味、名刺の代わりなのだ。署名はメールソフトで簡単に設定できるぞ。設定しよう。<署名の例>
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○○大学○○学部○○学科4年
見舘 好隆(みたて よしたか)
〒123-4567
○○県○○市○○○○○○1-23-45
自宅TEL:03-1234-5678
携帯TEL:090-1234-5678
e-mail:yoshitaka-mitate@abcdef.ne.jp
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※口語では「御社」、文章では「貴社」と書きます。メールでは「貴社」と書くのが正しい。どっちか悩んだら、「貴社」→「帰社」と同じで紛らわしいので、電話では「御社」と言うようになったと憶えましょう。
※メールに電話番号が書いてあると、電話をする時に名刺を探す手間が省けます。メールソフトなら検索もできるしね。
※メールに電話番号が書いてあると、電話をする時に名刺を探す手間が省けます。メールソフトなら検索もできるしね。
CC(カーボンコピー)とBCC(ブラインドカーボンコピー)を使い分けよう
メールは簡単に送れてしまうからこそ、簡単にミスもしてしまう。再確認することを忘れずに。 |
- 意外とちゃんと使えていない人が多い。確認しよう。
■CC(カーボンコピー)
同じ内容のメールを複数のアドレスに送るときに使う。CCの場合は宛先全員に送信先アドレスが表示されるので、誰にこのメールを送ったのかを伝えることができる。
<例>
ゼミの教授宛に、ゼミの飲み会の場所の変更を伝え、かつゼミメンバーにも伝える時など。ゼミの先生は「ゼミメンバーにも伝わっているな」と安心できる。ちなみにこの場合だと、文頭に、「○○先生(CC:ゼミメンバー)」と書くことを薦める。本来教授宛のメールであり、かつCCのみなさんも読んでおいてね!というメッセージになるからだ。
■BCC(ブラインドカーボンコピー)
CC同様、同じ内容のメールを複数のアドレスに送るときに使う。BCCの場合は送信者全員に送信先アドレスが表示されない。よって、送り先の個々のアドレスを全員が知らないなら、個人情報保護のためにBCCを使うべきである。
<例>
就職活動中に出会った複数の他大の知り合いに、今度の合同説明会に一緒に行こうと、呼びかける時。君にとっては知り合いでも、送信先同志はまだ顔見知りではないので、この場合はBCCだ。尚、1行目に「※このメールはBCCで複数の方に送信しています。」と書くことを薦める。文面が複数宛だと送信先に知らせるためだ。