【処方4】自己PRを考えてみる
自己PRで書くべきことはただ一つ。求める力だ。 |
自己PRに書くべきことは、ただ一つ。
「求める力」である。
では、自己PRに「求める力」をどう書けば良いか。
簡単である。「具体的エピソード」という証拠を見せれば良い。
以下のステップでトライしよう。簡単版だ。
- 会社案内をプリントアウトして読む。
お茶でも飲みながら、じっくり読もう。リクナビなどの就職情報サイトはもちろん、オフィシャルサイトもチェックしよう。蛍光ペン持ってね。
- 企業理念をチェックする。
「ミッション」「経営理念」「ビジョン」など、いろいろ呼び方はあるが、必ずオフィシャルホームページに載っているはずだ。企業理念とは、その企業の「こだわり」「価値観」「方針」である。志望動機や自己PRを書くときの指針になるので、きっちり押さえよう。
- 求める力をチェックする。
リクナビなどの就職情報サイトはもちろん、オフィシャルサイトもチェックしよう。必ず書いてあるはずだ。合わせて、「先輩メッセージ」「先輩の声」も必ずチェック。会社案内に載っている先輩は、「こんな人に入って欲しい」というモデルなのだから。
- 求める力を自分の中から探す。
他人と比べて凄いかどうかは関係ない。それは面接で判断されることであり、エントリーシートを書く時点では気にしなくて良い。求める力は複数あると思うので、どれかしっくりくる力を選び、自分の中から探そう。
自分の中から探すこととは、その力を身につけた出来事を思い出すことだ。成長とは、自分以上の自分に挑戦して到達することである。よって、その出来事は、辛くて、苦しいことが多い。だって、いつもの自分なら、楽チンだから。自分以上を目指す時は、誰だって辛くて、苦しいのだ。
大学時代で、一番辛くて、苦しかったことを思い出してみよう。その周辺に、君が伝えたい「求める力」は、転がっているはずだ。
- 君オリジナルの言葉で、求める力を表現する。
奇をてらう必要はない。分かりにくい言葉も使ってはならない。
会社案内の中の「先輩メッセージ」「先輩の声」をよく読めば、いろんなフレーズがある。借用するとバレバレなので参考にしよう。
文章の構成は、以下のようにシンプルに三部構成で。
- 一言メッセージ
上記ステップの5つ目を参照。 - 具体的エピソード
一番辛くて、苦しかったことを具体的に書こう。 - 締めの言葉
貴社に入社した暁には「求める力」を用いて、貢献したいと思います、など。
※次のページで、【処方5】まとめ。書いてみて初めて気付くことが大切であることを学ぶ!