育児も仕事も手を抜きたくない!最後は意地になってしまって…
育児は今しかできないこと。うまく調整していきましょう |
杉並区に住むY代さんは、SOHOワーカーの交流会でデータ入力のリーダーさんと知り合いになり、早速グループのメンバーとして参加し仕事を始めることになりました。
まずは、リーダーさんの助っ人となり、いろいろな方法を覚えていきました。一言に「入力」といっても、まずはじっくり「仕様書」を読み、内容を理解し仕事を進めなければいけないことに驚いたそう。それでも、何も出来ないと思っていた自分が少しずつ変わっていけそうで、とても嬉しかったそうです。
ただ、1歳の息子さんの育児も手を抜くわけにはいきませんでした。日中は思いっきり遊ばせないと、夜寝てくれない状態で、Y代さんは昼間公園で砂場にいったり、滑り台にのぼったりして一緒に遊びました。家事も手を抜けません。そして、子どもと夫が寝た後に入力の仕事を行ないました。
ある日、リーダーさんより新しい案件の担当をお願いされました。「はい、頑張ります!」Y代さんは、二つ返事でOKしました。自分さえ頑張れば、何とかなる!と考えていたのです。
結局、納品前日になり息子が熱を出してしまい、思うように仕事ができず、リーダーさんに泣きついてしまいました。自分も風邪をもらってしまい体調まで悪くなる始末…。
「計画的に考えていませんでした。子どもが熱を出したらどうするか、とか思ってもみなかったです。本当に迷惑をかけてしまいすみませんでした」とY代さんは、在宅ワークをあきらめてしまいました。
無理は禁物
ガイドの経験上、スタート時から異様にはりきっている方は、仕事を継続できずにあきらめていってしまう可能性が高いような気がしています。何事も無理は禁物です。自分のペースや家族のライフスタイルも考えて、仕事時間を調整していくことが必要です。徹夜ばかりしていても、良い仕事はできないと私は思っています。
「何のために働いているか」を念頭に、自分らしい仕事ができるように動いていくと、自然に継続できるように思います。
皆さんはどう感じられますか?