ちょっとしたコトが仇になってしまったメール
仕事をしたいのか、私信を送りたいのか、相手を驚かせてしまうメールは控えよう! |
■応募メール例.3
○○株式会社 ○○
はじめてご連絡をいたします。恩赦が募集されたエクセルでの住所入力業務について応募いたします。以下自己紹介です。宜しくお願いいたします。
名前:入力屋ネコぽんぽん太 ●● ●子(通称 ネコぽん)
住所: 1**-11** 東京都●●区●●町1-2-3
メールアドレス:nekoponponta@***.***
電話/FAX:03-****-****
パソコン環境: WindowsXP
接続:ダイヤルアップ メール確認1日2回(朝、夕9
資格:MOUS一般(ワード、エクセル)を勉強し練習問題で合格点に到達
履歴: 業務としての入力経験はありません。これから仕事を通じ実力をつけさせていただきます。
モットー: 性格は真面目で几帳面です。納期厳守で頑張ります。何でもお申し付け下さい。
※HTML形式メールにて送信されていました。屋号「入力屋ネコぽんぽん太」は例です。イメージに近いものに変更しました。
<なおしたいポイント>
・明らかにまちがっている誤字がある
・打ち間違いがある。「メール確認1日2回(朝、夕9」→「メール確認1日2回(朝、夕)」
・敬称をつけること
・半角と全角を統一させる。特に入力業務に応募しているのであれば必須
・ダイヤルアップ接続の場合は、インターネットやFAX接続時には電話連絡ができないことが多い。携帯番号を記載するなどの配慮が必要。
・MOUS(現Microsoft Office Specialist)の練習問題で合格点に達しても、認定試験に合格できなければ資格とならない。またExcelでの業務であるならば、一般ではなくExpertを目指したい。
・クライアントにとっては大切な仕事。この文章だと、●●さんはスキルアップのために仕事をさせて欲しいと思われてしまう可能性あり
・住所録入力などは信用がないと任せられない業務。屋号の設定は自由だが、職種にあったものを考えよう。メールアドレスも同様
・メール形式がテキスト形式になっていない
・自己紹介は箇条書きなのに、文字のズレが目立つ。これでは正確な入力ができるとは考えられない。
読む相手のことを意識したメールを書こう
企業に初めて応募メールを送信する時は、誰でも緊張すると思います。また素早いレスポンスが求められるネットの世界では、「このチャンスを逃すか!」と慌ててメールを送信してしまう方も多いようです。しかし、仕事は遊びではありません。以下に「最悪」と呼ばれない応募メールを送るためのアドバイスを記載しますので確認してみましょう。●自己PR、履歴の準備をしよう…名前、住所、連絡先、職歴などは、事前に準備し、テキストファイルにて保存しておきましょう。募集職種により内容を確認し送信する配慮も必要です。
●送信する前に、誤字、脱字、敬称がついているかを見直そう…学生時代の期末試験を思い浮かべて下さい。何度も見直しを行うことで、単純ミスをなくしましょう。
●相手にとって必要のないことは記載しない…クライアントが要求していない項目は、記載する必要はありません。特に家族構成などは、プラス要素ではなくかえってマイナス要素になる場合があります。
応募メールは、特に難しいルールはありません。クライアントにとって必要な情報が書いてあれば、選考の土俵に上がれるのです。次回は「応募メールで差をつける 最高編」を予定。ピカっと光る応募メールについてお伝えしたいと思っています!
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