コンサルタントで働く/コンサルタントの転職ノウハウ

新卒コンサルに求められる3つの力 3(2ページ目)

新卒の採用ではどのようなポイントが重視されるのでしょうか?経営の知識は必要?その他の資質や能力について考察してみます。

執筆者:大石 哲之

求められる現場センス

多くのコンサルタントの方とお話するにつけ、求める人材像でかならずでてくるのは「現場センス」というものです。もちろん現場に立ったことのない新卒に現場センスを求めるわけにはいけないので、新卒対象に翻訳すると、こういうことになるでしょうか。

「浮ついていない」
「地道なこともでもしっかりできる」
という感じでしょうか。

これを意外に捉えるかたもいるはず。コンサルタントの仕事は、経営トップに指導するというリーダーシップがもとめられるのでは・・・・違います。

コンサルタントの仕事はもっと地道なものが多く、いかに地に足をつけて、クライアントであるお客さんの仕事なり組織を地道に変えていくということが求められるのです。実際の仕事の作業も、ヒアリングをしたり、データを集計したりと地味なものが多いのです。

ポイント3:
よって、求められる素質としては、
「へこたれない」「底力がある」「吸収力がある」
まるで体育会系ですが、意外とコンサルタントは体育会系むけな仕事かもしれません。

クライアントへの愛!

最後は、どんな仕事でもそうですが、情熱でしょう。情熱というとちょっと感傷的ですが、このように表現するとどうでしょうか。「お客さんの経営や問題を、自分のことと捉え、真剣に問題を解決しようと真剣に取り組む姿勢」です。

これがないと、単に第三者として助言だけして、あとはお客さんまかせといった、言いたい放題のコンサルタントになってしまいます。

コンサルタントとして、お客さんの経営を改革し、本当に成果を出していくためには、上記のように、お客さんのことをこととして身に受ける姿勢・マインドが必要です。ここら辺が感じられる方は、コンサルタントに向いていると思います。

ポイント4:
「クライアント愛」「他人共感力」

以上簡単でしたが、論理力、コミュニケーション力意外にポイントとなる資質について解説しました。質問などありましたら、今後の記事でも取り上げようと思います。

※なおこれらのポイントは、新卒コンサルなら持っておきたい重要な能力について私なりの視点でまとめたものであり、各社の採用基準がこれであるということはでありません。誤解なきようお願いします。
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