話し方・伝え方/話し方・話題作りの基本

3つの基本を押さえて脱・話ベタ(3ページ目)

話上手は流暢に話すということばかりではありません。ここではまず、話すという事の基本をを大きく3つに分類して紹介。気をつけたいポイントやコツのほか、ダメな事例などを挙げて紹介します。

藤田 尚弓

執筆者:藤田 尚弓

話し方・伝え方ガイド

話す順番は結論が先、詳細は後

話す順番は、基本的に「結論が先、詳細は後」と覚えるようにしてください。以前こんなことがありました。

当社のパート社員だったKさんが深刻な顔で話をはじめました。「社長、私はお姑さんに子供を預けて仕事に来ているのですが、最近お姑さんの体力がなくなってきているみたいで元気がないんです……」これを聞いた私は、辞めたいという話なのかと思い動揺しながら話の続きを待ちました。

Kさんは「……仕事は大事だと思っていますが、お姑さんにあまり負担をかけたくないですし、家庭とのバランスをとりたいので・……今日は早退させていただけないでしょうか」と。もちろん答えは「OK」ですが、もし彼女が「今日は早退させていただけませんか? 実は……」と話してくれれば話は早く済みますし、余計な心配で心を痛めることもありませんでした。

ビジネスシーンでは結論から話すのが基本。ついつい時系列で話しがちですので、結論を意識して習慣にしていきましょう。グッと話上手に近づきますよ。

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