知ってた? 飛行機内の席次
休暇だけでなく、出張で飛行機を利用する方もいらっしゃると思います。会社の方と一緒の時は、飛行機にも上座、下座の区別があることを覚えておきましょう。飛行機は、進行方向の窓側の席、つまり景色が見える席が上座になります。■窓際の3席の場合
進行方向に向かって上座は、窓側、次に通路側、そして中央の順になっています。でも一番奥に座ると、お手洗に行く時に横に座っている人に、気を使うからと嫌がる人もいます。状況に応じて臨機応変に対応しましょう。
■機内中央部の席の場合
通路側の両側が上座で、中央が下座です。出にくいこと、両側からの圧迫感を考えると、わかりますね。
ただ、その方の好みもありますので、どこに座りたいか聞いてみるのがいいですね。
タクシーの美しい乗り降りの仕方
優雅に乗り降りする女性の姿は、同性から見てもハっとします。 |
■乗る時
1.腰から中に入る
まずは車に背を向けるように立ち、腰から先に車の中に入るような形で。頭から入ると、外から見ている人にお尻を突き出してしまうことになります。決して、頭を先に車内につっこまないように!
2.頭を入れる
腰から入り、座ったら、次に頭を中に入れます。
3.足を揃えたまま中に入れる
シートに座った状態ですが、足は、まだ外にあります。腹筋に力を入れて、両足をそろえて車内に入れます。片足ずつ入れると、膝を開いてしまうことになり、美しくありませんから注意してくださいね。
降り方は、乗り方と逆の動作になります。
■降りる時
1.足を揃えて、車の外に出す
下りる時も、足を揃えて外に出します。頭から出ると、車の天井で頭をゴツンと打ってしまうことにもなりかねません。それでは、あまりかっこよくないので、あくまでも、足、そして体の順番で。
2.そのまま外に出る
すでに足が地面に着いているので、そのまま頭を外に出して、すっと立ち上がります。
いかがでしたか? 自分が快適であればいいとか、「旅の恥は、かき捨て」なんて思わずに、限られた空間であるからこそ、自分も周囲の人も楽しい旅になるように常に周囲に対して「思いやりの心」を持ち、マナーを守りたいものですね。
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