取り付け方は、サスペンションの取り付けボルトやシートの固定ボルトに挟み込むだけ

アッパーマウント
路面からの振動を抑えるのに効果的なのが、アッパーマウントの取り付けボルトだ
ロードノイズ低減プレートの取り付けは、前述のアッパーマウント取り付けボルト(もしくはナット)やシート固定ボルトを外し、そこにワッシャーのようにプレートを挟み込んで、再び締め込むだけと簡単です。ただし、車種によっては、装着個所が露出していない場合もあり、そうしたクルマではカバーを取り外すなどの作業も必要になってきます。

また、それ以前にプレートが装着できるかどうかも確認する必要があります。プレートのサイズは外径が22mm、内径が10.5mm、厚さが2mmあります。装着個所のボルトが、プレートの内径よりも太い場合やボルトの長さに余裕がない場合は(エーモン工業では、ボルトのネジ部の長さが15mm以上を推奨)、使用できないので注意が必要です。

装着の際には、アッパーマウントやシートを固定しているボルトをすべて取り外してしまうのではなく、1本ずつ取り外して作業するといいでしょう。いずれの部分も、走行中に緩みが発生すると大変なことになるので、しっかりと規定トルクで締め付けるのはもちろん、作業後も緩みがないかを定期的にチェックすれば安心です。

挟み込むだけで乗り心地が変わった!? 効果のほどは

シートレール
ドライバーが直に接するシートの取り付け部も、制振効果は高そうだ
実際にこのロードノイズ低減プレートをフロントのアッパーマウント取り付けボルトと運転席シートの固定ボルトに装着して走行した印象ですが、確かに装着前と比べて走りが変わったように感じられます。まず、気が付いたのは、路面の細かい凹凸をタイヤが乗り越えた時のサスペンションからの入力に雑味がなくなったというか、入力される情報がシンプルになったように感じられた点です。

それはガツンッと突き上げるような入力が柔らかくなるほどの変化ではありませんが、今までは入力の後にも何かその余韻のようなものが残っていたのが、一発で振動が収まるようなイメージです。もっと荒れが少ない路面では、そうした余計な振動が減ったためか、乗り心地がよくなったような印象も受けました。

また、走っているときにも、今までそれほど気にならなかったエンジン音がいつもより大きく聞こえるように感じられました。これは他の走行ノイズが減った分、エンジン音が目立つようになったということかもしれません。ただし、これらの変化は注意して乗ればはっきりと分かりますが、何も知らされずに乗って変化が分かるかどうかは……、正直、自信がありません。

それでも、3000円前後の価格の商品で、実際に変化が体感できるというのは、非常にコストパフォーマンスは高いと思います(効果のほどは、車種などの条件によっても変わってくると思いますが)。世の中には、この数倍以上の値段がしても効果があるようなないような商品もたくさんありますから。

また、今回はメーカーの推奨するポイントでテストしてみましたが、クルマによってはもっと効果的な取り付け位置があるかもしれません。DIYでクルマいじりを楽しむユーザーなら、いろいろな位置につけて効果を試してみるのも面白いのではないでしょうか。





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