富裕度
自治体の富裕度はそのエリアの特徴をあらわす。自治体の財政状況はその行政サービスの質を左右する。また、高所得者が多いと環境なども変わってくる。
東洋経済新報社が毎年発表する「住みよさランキング」。これまで、総合ランキングや「快適度」のランキングをご紹介してきました。

関西のトップは、総合ランキングで滋賀県の栗東市、「快適度」では奈良県の香芝市でした。どちらの街も郊外にあり、新興住宅地として注目をあびているところ。今回は「富裕度」のランキングをご紹介しましょう。

「住みよさランキング2005」を読み解く Vol.1 住みよい街全国1位は滋賀・栗東
「住みよさランキング2005」を読み解く Vol.2 「快適度」関西1位は奈良県香芝市


今回は、この「住みよさランキング」の評価項目の中の「富裕度」について注目してみたいと思います。この「富裕度」は、
・財政力指数
・地方税収入額(人口当たり)
・課税対象所得(納税義務者1人当たり)
の指標をもとに、ランキングされています。

「財政力指数」とは聞き慣れない言葉ですが、要は地方自治体の財政基盤の強弱を示す指数。行政活動に必要なお金をどれだけ自分たちで調達できるかがわかります。この指数をもとに地方交付税が決められており、まさに自治体の財政力がわかるものです。また、地方税は住民税や固定資産税、たばこ税などで、この額で自治体の地方税収入がわかります。また課税対象所得は、給与や事業などのの個人所得。いわゆる高所得者が多いと、これらの額もあがります。

ちなみに全国1位になったのは、千葉県浦安市。浦安市は「快適度」でも全国1位になっていましたね。総合評価でも8位。どの方面から見ても住みやすい街といえるでしょう。


関西ではやはり、芦屋市がトップ

では、関西のほうを見てみましょう。下の表は「住みよさランキング・富裕度」の全国トップ50から、関西のものを抜粋したものです。8市がランクインしていますね。関西でのトップは兵庫県芦屋市。やはり!といったところでしょうか?また、総合で全国トップの滋賀県栗東市が2位となっています。

【住みよさランキング「富裕度」・関西トップ8】
(東洋経済新報社「都市データパック2005年版」より抜粋)
関西順位 全国順位 都市名 都道府県名 総合順位
(全国)
1位 7位 芦屋市 兵庫県 60位
2位 9位 栗東市 滋賀県 1位
3位 21位 吹田市 大阪府 160位
4位 24位 箕面市 大阪府 47位
5位 37位 西宮市 兵庫県 113位
6位 40位 宝塚市 兵庫県 201位
7位 44位 豊中市 大阪府 380位
8位 48位 池田市 大阪府 344位


大阪府4市、兵庫県3市、滋賀県1市という結果です。京都府がランクインしていませんね。富裕度に限っていえば、阪神地区が優位といったところです。

次のページでは、ランクインした市の紹介をしましょう。