(3)利用客は車を利用している事
大型の洗濯物を運ぶには、車が必要になる。
最近のコインランドリーの出店は郊外のコンビニが営業していた空き店舗に狙いを絞り出店をしている。
郊外のコンビニがあった場所であれば駐車場は約5台から10台は止められる。
しかも郊外であればそれなりのロードサイドに面しているからロケーション的にも目立つというわけだ。
このようなことから、今後もコインランドリーの新規出店は増えそうな気配である。
▼コインランドリーを既存のアパ・マンに導入すると・・・
私がお付き合いしている、あるマンションオーナーさんの事例を紹介しよう。
そのオーナーさんは自分の所有している賃貸マンションの1階に必ずコインランドリーを1~2台設置している。
ターゲットは、もちろんマンションの入居者である。
このオーナーはマンションにデッドスペースを出さないことをポリシーにしている。
自分の所有しているマンションには、デットスペースを有効利用してコインランドリーを設置している。台数は1棟に1、2台。
夜間はほとんど稼動しっぱなしになるほど、入居者に利用していただいているという。
コインランドリーはそのマンションに設置する事によりマンション全体の付加価値が高まる効果がある。
デットスペースを有効活用してかつ、付加価値が高まるから一石二鳥というわけだ。
もし、今、あなたが所有しているアパートマンションにデットスペースがあるとすれば、是非コインランドリーなどで有効活用できないか考えてみてほしい。
仮にコインランドリーでなくても自動販売機でもOKだ。
空き部屋をいかに埋めるかだけでなく、いろいろな方法で土地をとことん利用することが土地活用の極意なのだから・・・。
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