【3】 クリーンで暖かな住まいにリフォーム 「床暖房システム」
フローリングの普及とともに床暖房システムも増えてきました。暖かい床は、寒い冬でも快適な暮らしを叶えてくれます。ただし床暖房専用の床材を使うことが大切なポイントです。 |
30年ほど前に流行ったセントラルヒーティングシステムも、高価な設置費用、家の断熱性能の低さによるランニングコストの高さなどで、だんだんと廃れていきました。
現在では、家の断熱性能が飛躍的に上がったことにより、新築では新たに全館空調システムが増えてきています。
しかしリフォームの場合は、設置手間や費用、家の断熱性能の問題があり、全館空調よりも部屋別の空調が基本のケースが多く、その中でも 「床暖房システム」 に人気が集まっています。
床暖房システムはリフォームで比較的簡単に取り入れやすいこと、空気はクリーンなまま足元が暖かいことなどが人気の要因となっており、数年前からリフォームで取り入れたいという要望が増え続けています。
また良く 「ガス式と電気式のどちらが良いか」 という質問を受けるのですが、リビングダイニング、寝室など広い範囲ならパワフルなガス式を、洗面所やキッチンなどの狭い範囲だけなら手軽な電気式をオススメしています。
立ち上がりの早さやパワーならガス式に軍配が上がるケースが多いですし、工事の簡易さや設置費用の安さなら電気式と、それぞれにメリットがありますので、生活スタイルやプランにあわせて選ぶようにすると良いでしょう。
ただし、断熱性能の低い家では床暖房だけでは冬は寒いということもままあります。床暖房システムを効果的に使うためには、床下に断熱材を入れるのはもちろんのこと、家自体の断熱性能をあげることも大切なポイントです。
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さて皆さん 「リフォーム三種の神器」 はいかがでしたか? これらの三種の神器、「健康建材」 「断熱サッシ」 「床暖房システム」 で共通しているのは、快適性を大きく向上させる、見た目ではない家本体の機能を上げるリフォームだという部分です。
他に注目のリフォームとしては、地震に強くするためのリフォーム用の耐震システムが上げられます。
最近では各社からリフォーム用の様々な耐震システムが発売され始めており、大きな注目を浴びています。この先どの程度の需要があるのかなどは、もう少し先にその評価が得られることでしょう。
耐震リフォームを考える前にやっておかなくてはならない大切な3つのポイントは下記でお話していますので、ご覧になってみて下さい。
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