ストレスフリーに眠りたい!程よい距離感の寝室リフォーム
子供がある程度大きくなったら、夫婦2人のための寝室づくりをしましょう。程よい距離感、確かな絆を感じられる大人の夫婦のための寝室リフォームです。部屋を引き戸で間仕切れば、開ければ1部屋。
離れたい時は閉めれば別々の部屋になる(大人になっても使える子ども部屋より)
上の写真は、ワンルームを引き戸で間仕切った寝室です。この戸の厚みはなんと7cm。防音効果もあるので、閉めれば完全に独立することができます。
いつもべったり一緒でもなく、完全に分かれてしまうわけでもなく。たまには一緒、それぞれプライベートタイムも楽しめる、大人の夫婦のための寝室プランです。真ん中に戸を付けるリフォームをするだけで程よい距離感を持てるので、かなりのストレスが回避できます。
これは、子ども部屋を2つに分けるアイデアから生まれたものです。2人の子どもが巣立った後、今度は新しい形の夫婦の寝室として使うよう設計されています。
夫婦関係の変化に合わせて形を変える寝室リフォーム
2人分のベッドを置くのにいい寝室の広さは約8畳。ベッドを置くだけならぴったりですが、そこにプラスアルファの空間があると、長く快適に過ごせる夫婦の寝室になります。ベッドスペースにプラスアルファの空間があると長く快適に暮らせる(輸入住宅に学ぶリフォーム! アメリカンなインテリアより)
上の写真は、ベッドスペースにプラスアルファの空間がある寝室の様子です。夫婦2人のうちはくつろぎのミニリビングに、子どもが小さなうちはベビーベッドを置き、熟年夫婦になったら真ん中に書斎スペースを作って別れて眠ることができます。
他にも、クローゼット、水まわりなどの夫婦のための共有空間をそれぞれのベッドスペースで挟めば、お互いの気配を感じながらも、プライベートな空間を確保することができます。
共有空間を挟むことで適度な距離感を保つ寝室の例(新しい“ふたり暮らし”のススメより)
寝室に余裕を持たせたプランにしておくと、生活スタイルの変化に合わせていつも快適に暮らせます。寝室は人生の三分の一を過ごすスペース。寝室プランを充実させると、夫婦それぞれの快適性が向上し、円満に暮らせます。
次のページは、夫婦関係を円満にする寝室のインテリアです。