3位:食堂・キッチンのリフォーム
形を優先すると、前より使い勝手がダウンすることも
対面にしなくてもアイランドカウンターなどの工夫で使いやすいキッチンになる。
対面キッチンにはある程度の面積が必要です。しかし人気のスタイルのため、どうしても対面にしたいとギリギリの面積でリフォームしてしまうことが少なくないのです。
結局、狭いところに無理やり押し込むようなプランになり、作業スペースが小さく作業がしにくい、通路が狭くて1人でいっぱいいっぱい、配膳が面倒になったというようなことも。形を優先したせいで、前より使い勝手がダウンしてしまったケースもあります。
食堂・キッチンのリフォーム・ワンポイントアドバイス
キッチンのレイアウトを考える際には、形だけにとらわれないことが大切です。まずは現状の面積で満足いくプランができるかを考え、次に周囲の間取りの見直しで面積の確保ができるかを考えていきましょう。中には、通路が狭くなって冷蔵庫の買い替えが困難になったケースもありますので、通路幅の確保も忘れずにしておきましょう。キッチンを対面にしなくても、アイランドカウンターを使うなどの工夫で使いやすいキッチンになります。
2位:洗面・トイレのリフォーム
家事の要となる場所なのに、予算が少なく思ったようにできない
洗面所の機能を向上させると、毎日の暮らしの質が格段に向上する。
多くの場合、優先されるのはキッチンや浴室、リビング。地味なイメージがある洗面所は後まわしにされがちです。
しかし洗面所は、洗顔やお化粧をするパウダールームとして、洗濯機があれば家事室として、浴室の隣にあれば脱衣室としてと、家族全員が高頻度で使用する多目的ルームです。
洗面所の機能を向上させると、毎日の暮らしの質が格段に向上するのですが、予算が足りずに、結局以前と変わり映えのしない暮らしをしているケースが少なくないのです。
洗面・トイレのリフォーム・ワンポイントアドバイス
洗面所は機能も大切ですが、冬の寒さ対策、夏の暑さ対策など、室内環境を整えるリフォームを忘れずにしておきましょう。洗面所の居心地が良ければお風呂に入る時に快適なのはもちろん、家事をするのも楽になります。また洗濯機がある場合は、炊事や物干し場との連携を考えて計画を立てるのもポイントです。また女性の多くは洗面台でメイクをするというデータがあります。メイク美人は洗面所のプラン次第と心得るべし!と言うわけで、お化粧がしやすい洗面所リフォームのポイントは下記で詳しくまとめましたのでご覧下さい。
1位:浴室のリフォーム
洗面所絡みでの失敗が目立つ
浴室のリフォームの要望で多いのは、もっと広々とさせたいというもの。
浴室の開きドアを引き戸に替えたり、位置が変われば、洗面所の壁のリフォームも必要になります。浴室と隣り合わせの洗面所は一緒にリフォームするのが基本です。
浴室と洗面所のリフォームの時期をずらしてしまうと、二度手間が起きたり、プランに制限が出てきたりといったような失敗が意外と多いのです。
浴室のリフォーム・ワンポイントアドバイス
浴室と洗面所は隣同士で同じ水まわりですから、同時にリフォームすることで、費用面での効率が上がります。また浴室のリフォームの要望で多いのは、もっと広々とさせたいというもの。洗面所との同時工事を行うことで、面積を広げたり位置を移動させたりなどがしやすくなるので、プラン面でも選択肢が広がります。
現代人にとってお風呂は、身体を洗うためだけの場所ではなく、疲れた身体をゆっくり休めたり、ストレスがたまった心をいやしたり、明日への活力を養う場です。
お風呂は身体を洗うためだけの場所と思うべからず!と言うわけで、浴室リフォームのポイントは下記で詳しくまとめましたのでご覧下さい。 【関連記事】
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