【目次】
1.シューズインクローゼットだと何が困る?
2.従来は脱いだ靴を玄関の下駄箱に収納するが
3.シューズインクロークには靴以外の収納が求められる時代
4.シューズインクロークの落とし穴。脱いだ靴がそのまま脱ぎっぱなしに!


 

シューズインクローゼットだと何が困る?玄関収納プランを再考

土足でそのまま入れるシューズインクローク(シューズインクローゼット)。靴以外のモノもしまえるメリットがある反面デメリットもあるようです

土足でそのまま入れるシューズインクローク(シューズインクローゼット)。靴以外のモノもしまえるメリットがある反面デメリットもあるようです


玄関には下駄箱がつきものでしたが、近頃は土足でそのまま入れるシューズインクローク(シューズインクローゼットともいう)が増えています。靴以外のモノもしまえるから重宝する反面、ちょっと困ることもあるようです。玄関で靴を履き替える習慣に馴染む、玄関収納のプランを考えてみましょう。

 

脱いだ靴は玄関の下駄箱に収納するのが基本だが

玄関の土間には、当然のように下駄箱が付属しています。古い日本家屋であっても、最近のマンションであっても同じです。下駄箱の上がカウンターになっていて、そこに花瓶や置物を並べる飾り棚を兼ねたタイプが多かったのですが、今では床から天井までを使った壁面収納タイプが増えています。
下駄箱の靴収納
扉裏にスリッパラックのついた下駄箱もある。日本的な収納アイディア。

特にマンションでは玄関スペースが狭いので、靴の収納量を確保するための方法として採用されています。脱いだままの靴が土間に並んでいると困るというニーズには、土間床から下駄箱を少し浮かせて設置し、そこに一時置きするケースも。

こうした玄関収納のつくりによって、玄関は扉と壁に囲まれた空間になりつつあります。まるで廊下の一部が玄関に充てられているようでゆとりがなく、住まいの顔としての玄関はこれでいい? と感じている人も多いことでしょう。そこで、収納量と使い勝手、美観を意識したシューズインクロークが評価されるようになっています。

 

シューズインクロークには靴以外の収納が求められる時代

戸建て住宅では玄関に加えて、勝手口のあるキッチンなどから屋外に出られる場合もありますが、それはゆとりのある敷地面積があってのこと。マンション同様に戸建てであっても、屋外との接点は玄関だけという住宅が増えています。

また物置もないということになれば、玄関にはそれに代わる収納に期待が集まることでしょう。 これまでにもゴルフバッグを収納したいというニーズがありました。ゴルフバッグであれば、床から天井までの背の高い下駄箱でも対応可能です。ところが、野球やサッカー用品、ベビーバギー、子ども用自転車などと、さらに収納ニーズは高まるばかりです。

そこで人気が出ているのがシューズインクローク。土足で使えて汚れを気にすることなく、アウトドアで使うモノまでしまえるのが特徴です。
シューズインクローゼット
レインコートなど上着を掛けるフックがあると便利。
 

シューズインクロークの落とし穴。脱いだ靴がそのまま脱ぎっぱなしに!

ところがそのクロークに、使い勝手の問題が出てきています。それは、脱いだ靴がそのまま土間に置かれがちだということ。玄関土間をはさんで、クロークと玄関ホール(廊下)が離れていると、クロークに靴をしまうためには、土間を裸足かサンダルで行き来しなければならないのです。やがてその手間が面倒になって、いつも履く靴は土間にズラリと並ぶことになります。

その問題には、玄関土間からも廊下からも出入りできるよう、2方向に扉のあるクロークにする解決法があります。ただし、クローク内を通り抜けるためには、クローク内の土間部分を広くとらないとバギーなどを床置きにできません。そのぶんだけの面積がクロークに必要。これまでの下駄箱収納から、小さな収納部屋のような位置づけになることが予想されます。玄関に収納したいモノを特定して、玄関収納はどのスタイルがいいのか? じっくり考えて計画を練っていきましょう。

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