その4 浴室の換気はしっかりとしましょう。賃貸の場合、浴室に窓がないことが多く、換気を怠るとカビだらけになってしまいます。使った後には壁の水滴を取り、こまめな換気を心がけましょう。
その5 ガスレンジまわりの油汚れはコマメにふき取りましょう。油は熱いうちなら、簡単に掃除ができますが、一度こびりついてしまうとなかなか落とせません。換気扇などは、洗剤を溶かしたお湯に漬けて汚れを浮き出させてから洗うと簡単です。
その6 部屋の掃除はこまめにしましょう。日常の掃除を怠ったためについた汚れは、入居者負担でメンテナンスすることになります。日頃から、掃除機をかけたり、拭き掃除をするなどしていれば、大丈夫です。
その7 ペットを飼う場合にはそれなりの覚悟が必要です。傷や汚れだけでなく、独特のにおいが染み付いてしまうとなかなか取れません。最初から、敷金は戻ってこないと思っていたほうが賢明でしょう。
…基本的なことばかりかもしれませんが、要はまめに掃除していれば、敷金も多く戻ってくるということ。掃除もしないで、汚すだけ汚して、「敷金が戻ってこない!」と怒るのは、ちょっと虫が良すぎるということですね。
つまり、「借り物だから、汚してもいいや」ではなく、「借り物だからこそ丁寧に、キレイに使おう!」という気持ちでいれば、退去するときにはきっと敷金が多く戻ってくるはず。
もちろん、生活しづらくなるほど、潔癖でいる必要はありませんが、ちょっとした気遣いで、敷金を多く戻すための対策ができるのなら、そうしたほうがいいと思いませんか?
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