ビル群の眺めは圧巻!一連のテロで命を落とされた方々ご冥福をお祈りします |
「ニューヨーク」――街の名前を聞いただけで、なにか起こりそうな刺激を感じ、さまざまな人が夢や希望を抱いてやってくる。なにもかもがカッコよく見え、一度訪れると危険な匂いを感じながらも何故かまた足を運んでしまう、そんな魅力のあるNYに転勤が決まったら?
「旅行に行く」だけなら、あこがれの街だったのに、「転勤してNYで暮らすよ」と言われた途端、不安で胸がいっぱいになった人のために、NYでの賃貸事情を調査してみました!
NYの「アパート」は建物全体のこと
NYでアパートといえば集合住宅のことを指し、建物全体のときもあれば1つ1つの部屋を指すこともあります。アパートには家具付(furnished)と家具なし(unfurnished)がありますが、家具なしでも冷蔵庫やオーブンがついていることも。家具付の場合は、身一つで引っ越せるのが魅力ですが、付いている家具に傷をつけないよう気をつける必要あり。
また、「コープ」「コンドミニアム」と呼ばれるものがありますが、これは日本でいうところの分譲マンションに相当します。
「コープ」は、各所有者が建物の株式を保有して運営するマンション。建物のローンや固定資産税などは株数によって支払っており、共同で運営しています。そのため、いろいろな規則が厳しく、短期で借りたい人には難しいかもしれません。
一方、「コンドミニアム」は投資目的で所有するオーナーが多く、コープとは違って個別に運営しているため、制約がなく改装や売買、賃貸が自由に行えます。借り手にとっても借りやすいタイプです。ただし、コープのほうが家賃は安いかも。
この他、日本人がNYで賃貸を借りる場合には、当然シェアという選択も多くあります。他の人とシェアすることは家賃が安くなる分、日本では考えられないようなトラブルも多く起こります。(例えば、日本人にとっては香ばしい焼き魚のにおいが外国人には嫌な臭いになってもめるとか!)最低限、自分のプライバシーが守れる個室が確保できること、シェアメイトとの分担をはっきりさせること、日本人ならこんなことはしないのに、といった日本と比較するようなことをしないことなどを守り、チャレンジしてみるものいいかもしれません。
>>>ニューヨークの部屋探しは大変!!