小泉首相の靖国参拝問題や反日デモなど、日中関係もさまざま取り沙汰されていますが、日本とは遣隋使、遣唐使などの時代から関係があり、文化の影響を受けてきた国でもあります。
さて、最近の上海は目を見張るような都市化が進んでいます(この辺りのことは、前回の「上海レポート」をご覧ください)。日系企業も数多く進出してきているため、日本人駐在員も増えているようです。
ちなみに、外務省の平成15年の調査では、長期滞在者(3ヵ月以上滞在し、永住しない人)の多い都市の上位を挙げてみると、1位のニューヨークに次いで上海は2位。いかに多くの日本人が上海に滞在していることか!
でももし、あなたが突然上海に滞在することになったら?住まいはどうしたらいいでしょうか?今回は、中国の都市・上海の賃貸事情を探ってみました。
上海での住まいは決まっている
以前、私が視察した「東櫻花苑」というマンションは、地上28階建て、総戸数482戸の大規模マンション。家賃は、80平米で20万~25万円・・・と聞くと、「なんだ、家賃高いじゃないか!」と思われませんでしたか?
確かに外国人駐在員用のマンションは、非常に家賃が高いものが多く、日本の都心部と余り変わらないものも多くあります。
まるでホテルのようなロビーの「東櫻花苑」。日本でもこんなマンションを借りたら家賃が心配かも |
でもその代わり、設備は充実。プールやサウナ、スポーツジムが付いていたり、日本語が話せるスタッフが管理人として常駐しているなど、かなりハイグレードな部屋に住むことが可能です。
>>>では、どうやって部屋を探したらいい?