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クイズに挑戦!脳を鍛える賃貸の常識(3)(3ページ目)

日頃サビ付いた脳を活性化するための賃貸クイズ第3弾。契約に関することだけど、どれだけあなたは答えられるでしょうか?全部分かったらすごい!

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド


[問題3の答え]
仲介手数料にはかかります。それ以外はかかりません。

居住用として借りた部屋の家賃や管理費には消費税はかかりません。さらに、礼金や敷金にも消費税はかかりません(大抵は、礼金や敷金は家賃の○ヵ月分となっています)。でも、事務所や店舗として部屋を借りた場合には、消費税はかかります(ただし、これは不動産会社が課税業者の場合。免税業者ならかかりません)。

ただし、不動産会社に支払う仲介手数料は家賃の1ヵ月分を上限としていますが、これには消費税がかかります。10万円の部屋を借りたなら、10万5000円払うということ。高い家賃の部屋を借りれば消費税もバカになりませんからご注意を。



[問題4の答え]
「重要事項説明」と言います。契約するときにはとても大切な説明です。

書類
重要事項説明書は書いてある内容が細かい。でもじっくり読みたいから事前にもらえるように交渉してみるといいかも

契約というとなんだか難しそうなので、つい敬遠してしまいがち。でも、判子を押す前に、建物の設備や構造などを宅地建物取引主任者によって説明されなければならず、この説明を聞いて本当に借りるかどうかを判断することができます。具体的には、物件の取引態様や登記簿に記載されている内容、賃貸条件、部屋に付いている設備、管理の委託先などについての詳細が書かれています。これだけ聞いても、なんのことかさっぱり?と思うかも知れませんが、次のようなポイントを最低限押さえておきましょう。

・大家さん(貸主)は誰なのか
・契約期間はいつからいつまでか
・契約を解除するときの損害賠償や違約金は?
・契約更新するときの条件
・契約終了時の敷金の精算について
・用途制限(禁止されていること)はなにか?
・建物の付帯設備は何なのか
・管理を委託されているのは誰か

など。
これを確認した後に、実際の契約をします。説明を聞いているうちに眠たくならないように!


【関連サイト】
・クイズに挑戦!脳を鍛える賃貸の常識(1)
・クイズに挑戦!脳を鍛える賃貸の常識(2)
・クイズに挑戦!脳を鍛える賃貸の常識(3)
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