サイトごとの特徴を活かす
ネットで検索していると、異なるサイトなのに同じ物件情報がピックアップされることに気がついたことはありませんか?これは、サイトを運営している団体・企業などによって起こるもの。運営団体の違いは、物件情報の違いに直結していますので、どんなサイトなのかを見極めることでさらに上手に物件情報を集められます。
大きくわけると、主に次の4つ。
・ネットベンチャー・ポータル系のサイト
・賃貸情報誌のサイト
・管理会社・不動産会社のサイト
・不動産関連の公的機関のサイト
ネットベンチャー・ポータル系のサイト
ネットの普及によって情報誌などを持たず、ネットのみで不動産会社から情報を集めているサイト。掲載物件数が豊富なのが特徴。Yahoo!不動産やマイホーム@niftyなどのポータルサイトの不動産部門よ似ていますが、これらはネットベンチャー・ポータル系サイトや情報誌系サイトの物件をそっくりそのまま利用しているため、これを知っていないと同じ情報ばかりを検索してしまうことになってしまいます。その点、ネットベンチャー・ポータル系サイトは、会員になっている不動産会社から情報を集めているため、サイトによって同じ情報もありますが違う情報をゲットできる可能性も大。
ただし、不動産会社ではないので、個別の物件情報の詳細を知りたい場合には、情報提供元の不動産会社に問い合わせること。
【主なサイト】
・HOME’S(ホームズ)
(株)ネクストが運営するサイト。「買う」「借りる」など不動産全般の情報を扱っている。物件数は約120万件と、トップクラス。賃貸物件種別→「沿線」「地域」「住所」「地図」「通勤時間」などから検索できるため、エリア絞りがしやすい。日々、新しい機能が増えており、使いやすさも抜群。
また、HOME’Sの物件は、「インフォシーク(infoseek)」「楽天市場」「@nifty不動産」など30以上の提携ポータルサイトに同時に掲載されている。
・AD PARK(アドパーク)
地元の不動産会社や、全国ネットワークの賃貸会社などからなるポータルサイト。マンション、アパート、一戸建てのほか、駐車場の検索ができるのが特徴。物件の所在地を指定して、「沿線→駅」「地域」などで検索するシンプルさが使いやすい。「@nifty不動産」「エキサイト不動産(excite)」にも同時に掲載される。
・at home web
賃貸情報誌「at homeマガジン」を発行していた「アットホーム」によるポータルサイト。現在はWEBのみで情報提供している。大手系から地元の小さな不動産会社まで約4万2000店舗が登録されており、賃貸の掲載物件数も約80万件と豊富。都道府県を選んだら、「沿線・駅」「路線図」「通勤・通学時間」「地域」「地図」など多彩な選び方ができる。「地図」では、実際の地図上に物件情報が落としこまれているため、エリアが決まっている場合にはすぐに部屋探しができて便利。「@nifty不動産」「エキサイト不動産(excite)」「yahoo!不動産」「goo不動産」など約20の提携サイトに同時に掲載されている。
>>>次は、賃貸情報誌系のサイト