- 眼が見えにくくなる
- 赤い湿疹が広がっていく
- 水疱ができた
- 水を持った”いぼ”ができた
- 髪が薄くなってきた
特に、「いつもの痒みだな」「ただの水泡か…」と思い、そのまま放置すると、症状を悪化させ、治療に時間がかかるようになります。ちょっとでもおかしいと思った時は医師に合併症の有無を診断してもらいましょう。
主な合併症を、以下で紹介します。
■ 白内障
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目をこするのは厳禁 |
- 目がかすむ
- 見るものがぼやける
- まぶしく感じる
- 物が二重、三重に見える。
- 物がみえにくい
■ 網膜はく離
- 見えない視野がある
- 急に視力がなくなる
- 蚊が飛んでいるように見える
- 物がみえにくい
■ ヘルペスウイルス感染症
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ヘルペスウイルス感染症:水泡からカサブタになります。かゆくて痛いといった症状が特徴 |
■ 伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)
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伝染性膿痂疹:時に水泡になることがあるので、ヘルペスと区別がつかないことがあります |
■ 伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
特徴として、体に少し水を持った白い「いぼ」のようなものできます。その形から「水いぼ」と呼び、ポックスウイルスというウイルスが原因です。残念ながら、このウイルスには特効薬はありません。水いぼをつぶすか、自然に治癒するまで様子をみます。自然に治るのは、数ヶ月かかります。■ 円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)
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髪の毛が抜けますのでつらい症状です(慈恵医大皮膚科提供) |
(参考「アトピーに円形脱毛症!…原因?」)
アトピー性皮膚炎を治療していく上で、合併症を防ぐことは非常に大切です。また、アトピー性皮膚炎の治療を怠ると、合併症を引き起こしやすくなるので、注意が必要です。
そうならないためにも医師と相談しながら、地道に治療を続け、アトピーをよくしていきましょう。(参考 「アトピーの合併症」)
次にアトピー性皮膚炎と似た症状の見分け方をご紹介します。
⇒アトピー性皮膚炎に似た病気 >>
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