手軽にパスタ料理を楽しむコツは、スパゲティの炭水化物量を知り(調理前&調理後)、おいしくボリュームアップすることです。レシピ以外にも、スパゲティの量と炭水化物量の目安なども紹介します。
きのことチキンのスパゲティー (2人前)
ボリュームたっぷり
とりもも肉 脂を取り除いたもの(400g)
しめじ 1袋(150g)
しいたけ 8個 (120g)
ベーコン 1枚
にんにく 2~3かけ
生クリーム 大さじ2 *量を倍にするとコクがでます
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/2弱 または適量
スパゲティ ゆでたものを300g
【作り方】
きのこたっぷり
(1)とり肉は一口大に切り、しいたけ、ベーコン、にんにくはスライスする。
よい香りがしてきます
きのこはしっかり炒める
フライパンぎゅうぎゅうで怒られそう(笑)
(5)最後に生クリームを加え塩少々で味を調えて出来上がり。このレシピは塩加減がとっても大切。生クリームは温める程度で煮詰めないように。
付け合せに簡単グリーンサラダ (2人前)
【材料】レタス 3~4枚
きゅうり 1/2本
ノンオイルドレッシング 少々
【作り方】
(1)食べやすい大きさに切ってドレッシングをかける。
スパゲティーとサラダの1人前の栄養価合計 (上記レシピ)
炭水化物53g、塩分2.5、たんぱく質57.5g、食物繊維7.8g、701カロリー。主な炭水化物源はスパゲティー(ゆで150g)で42.5g含みます。
*たんぱく質を多く含みます。腎機能が正常でない場合は専門家とたんぱく質の適量を相談して下さいね。
スパゲティーの炭水化物量を知っておこう!
右の写真は、盛り付け前のスパゲティー150g(炭水化物約45g)です。乾燥パスタをゆでると重量が2.2~2.4倍ほど増えます。目安としては、乾燥スパゲティー20gはゆでると50gになり、炭水化物は15g含まれると覚えておくと便利です。これだけじゃちょっと物足りない…
炭水化物15g (乾燥20g or ゆで50gの場合)
炭水化物30g (乾燥40g or ゆで100gの場合)
炭水化物45g (乾燥60g or ゆで150gの場合)
炭水化物60g (乾燥80g or ゆで200gの場合)
炭水化物75g (乾燥100g or ゆで250gの場合)
~糖尿病の食事療法にあたっての注意事項~
血糖値は炭水化物の摂取量に大きく左右されます(カロリーではありません!)。1食当たりの炭水化物量は45g~最大75gを目安にしています。炭水化物は1日当たりではなく、1食当たりのバランスが大変重要です。糖尿病の合併症を予防するためには、全体的な栄養バランスが大切です。減量の必要がない人はカロリー制限は必要はありません。栄養バランス&体重維持を心がけましょう。個人にあった食事療法は管理栄養士に相談して下さい。個人の糖代謝機能は血糖値を必ず確認し、炭水化物量、運動量、服薬量、インスリン量などを調整して下さい。