腰痛を訴える人の中で、同時にふくらはぎや足のむくみや冷えを感じている場合も少なくありません。腰痛とふくらはぎの状態には関わりがあるため、ふくらはぎや足のケアも腰痛対策のポイントとなります。

皮膚から分かる血流低下のサイン

足をよく見てみると皮膚が荒れていませんか?

足をよく見てみると皮膚が荒れていませんか? それは冷えのサインかも……

「いつも足が冷えているし、夕方になるとむくみが出るなぁ」と自分の足を眺めた時、足やふくらはぎの皮膚がカサカサ荒れていることに気付く人は少なくないようです。足など末端の皮膚の荒れは、血流が悪くなり冷えのモトとなるサイン。

ユースキン製薬の調べによると、手足の荒れている人の 約80%が冷えを感じているというい発表もあります。もし冷えの自覚がなかったとしても、皮膚を見て荒れていたら要注意です。


冷え・血行不良は腰痛の原因

足のむくみ、ふくらはぎの張りが続いたら腰痛にも注意を!

足のむくみ、ふくらはぎの張りが続いたら腰痛にも注意を!

冷えや血行不良のサインが足やふくらはぎに見つかった場合、次に注意を払うべきなのは腰の状態。ふくらはぎの筋肉は、重心のバランスがズレることによって、硬く緊張しやすく、ふくらはぎの機能が低下する可能性があるためです。

ふくらはぎは、末端の血液を心臓の方向へ戻すために重要な役割をしています。この働きが低下すると、血液の循環が滞り、結果的にむくみや冷えを招きます。ふくらはぎを圧して、硬く張りがあったり、痛みを感じる場合、重心の変化により、自覚症状が無くても、腰部へも負荷がかかっているケースがあります。ふくらはぎの張りや足のむくみが続いた後に、腰痛を感じるようになる人もいます。

腰痛・むくみにも効果あり! 1分間マッサージ

オフィスでは足の疲労を解消しにくい、という人も

オフィスでは足の疲労を解消しにくい、という人も

重心の変化は、日常生活での負担から起こる場合も多いですが、原因となることを日常生活の中から見つけ出し制限する、ということには無理がある場合が多いと思います。

職場の環境によっては「デスクワークなので、イスに座り1日の大半は足をさげたまま。ふくらはぎを刺激するような運動をなかなかすることができない」といった声が聞かれますが、かといって、仕事の手を頻繁に休めて、休憩を多くとるというわけにはいきませんよね。

そこで、今回は、腰痛やむくみに効果のあるツボを押しながら、ふくらはぎをマッサージする方法をご紹介しましょう。美容鍼専門鍼灸院ブレア元町の院長である、上田隆勇先生が考案しました毎日できる1分間マッサージです。

1.ふくらはぎの左右の硬さを確認しましょう

1.ふくらはぎの左右の硬さを確認しましょう

1. 左右のふくらはぎの硬さを確かめる









2.深呼吸をしながら膝裏を圧して刺激を入れます

2.深呼吸をしながら膝裏を圧して刺激を入れます

2.膝裏を両手の親指で圧す

ゆっくりと深呼吸をして、息を吐くときにグーっと3回圧します。圧している部分は「委中(イチュウ)」という腰痛などに効果のあるツボです。





3.タイケイというツボを両手で圧しましょう

3.タイケイというツボを両手で圧しましょう

3.足首の内側のツボを刺激する

両手の親指を使い、足首を圧します。足首の内側の、出っ張っている骨とアキレス腱の間をグーっと3回圧します。圧している部分は「太谿(タイケイ)」というむくみに効果のあるツボです。



 
4.足首をつかみふくらはぎをマッサージしましょう

4.足首をつかみふくらはぎをマッサージしましょう

4.ふくらはぎをマッサージする

両手で足首をつかんだまま、3回、膝下まで引上げましょう。






再度、「1」のようにふくらはぎの硬さを確認してみましょう。硬さに変化はありましたか? もし肌のカサカサした荒れが気になる場合は、冷え予防も兼ねて、ビタミン系クリームを使いながらマッサージを行うと、さらに効果的かもしれません。


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