皮膚から分かる血流低下のサイン
足をよく見てみると皮膚が荒れていませんか? それは冷えのサインかも……
ユースキン製薬の調べによると、手足の荒れている人の 約80%が冷えを感じているというい発表もあります。もし冷えの自覚がなかったとしても、皮膚を見て荒れていたら要注意です。
冷え・血行不良は腰痛の原因
足のむくみ、ふくらはぎの張りが続いたら腰痛にも注意を!
ふくらはぎは、末端の血液を心臓の方向へ戻すために重要な役割をしています。この働きが低下すると、血液の循環が滞り、結果的にむくみや冷えを招きます。ふくらはぎを圧して、硬く張りがあったり、痛みを感じる場合、重心の変化により、自覚症状が無くても、腰部へも負荷がかかっているケースがあります。ふくらはぎの張りや足のむくみが続いた後に、腰痛を感じるようになる人もいます。
腰痛・むくみにも効果あり! 1分間マッサージ
オフィスでは足の疲労を解消しにくい、という人も
職場の環境によっては「デスクワークなので、イスに座り1日の大半は足をさげたまま。ふくらはぎを刺激するような運動をなかなかすることができない」といった声が聞かれますが、かといって、仕事の手を頻繁に休めて、休憩を多くとるというわけにはいきませんよね。
そこで、今回は、腰痛やむくみに効果のあるツボを押しながら、ふくらはぎをマッサージする方法をご紹介しましょう。美容鍼専門鍼灸院ブレア元町の院長である、上田隆勇先生が考案しました毎日できる1分間マッサージです。
1.ふくらはぎの左右の硬さを確認しましょう
2.深呼吸をしながら膝裏を圧して刺激を入れます
ゆっくりと深呼吸をして、息を吐くときにグーっと3回圧します。圧している部分は「委中(イチュウ)」という腰痛などに効果のあるツボです。
3.タイケイというツボを両手で圧しましょう
両手の親指を使い、足首を圧します。足首の内側の、出っ張っている骨とアキレス腱の間をグーっと3回圧します。圧している部分は「太谿(タイケイ)」というむくみに効果のあるツボです。
4.足首をつかみふくらはぎをマッサージしましょう
両手で足首をつかんだまま、3回、膝下まで引上げましょう。
再度、「1」のようにふくらはぎの硬さを確認してみましょう。硬さに変化はありましたか? もし肌のカサカサした荒れが気になる場合は、冷え予防も兼ねて、ビタミン系クリームを使いながらマッサージを行うと、さらに効果的かもしれません。