インフルエンザ桿菌(Hib)ワクチンのスケジュール
DPT三種混合のスケジュールに併せても大丈夫です。ただし、混ぜて接種することができませんので、接種当日は、2回注射になります。■生後2ヶ月から6ヶ月まで
3~8週間の間隔で3回 → 7~13ヶ月後に1回
■生後7ヶ月から1歳まで
3~8週間の間隔で2回 → 7~13ヶ月後に1回
■1歳から5歳まで
1回
インフルエンザ桿菌(Hib)ワクチンの負担費用
海外では、DPT三種混合にHibを入れて接種していますが、日本では認められていません。以前は自費であるために、医療機関によってばらつきがあり、1回が6000円から8000円であることが多いようで、自治体によっては補助が出ていました。しかし、平成25年4月から定期接種になりました。それに伴い、追加接種の時期が2回目または3回目から7~13ヶ月後に接種になりました。
(平成25年10月28日現在)
本人への負担を考えますと、海外のようにDPT三種混合ワクチン+Hibで4種、さらに、ポリオワクチンの不活化ワクチンを入れて、5種混合にすれば、負担が減りますので、有効な方法ですが、日本では残念ながら認められていません。
ワクチンで防げる病気はワクチンで防ぎたいものです。
厚生労働省で開催される専門家会議の評価結果(ワクチンと死亡事例との明白な因果関係は無いとの判断)を受け、厚生労働省では、Hibワクチンと肺炎球菌ワクチン、同時接種は再開になりました。
(平成23年4月1日現在)