都会には冷たい風が吹く!?
就職、異動、進学シーズンになると、たくさんの人たちが都会にやってきます。しかし、楽しいアーバンライフを夢見てきたのもつかの間、都会人の“冷たい”対応に心が寒くなってしまった人も多いでしょう。たとえば、以下のような“ガッカリ”は都会に引越ししてきた人の多くが経験しているのではないでしょうか?
例)
・隣人にみやげのおすそわけをしたとき、迷惑な顔をされた
・街で人にぶつかっても、無視して通り過ぎられた
・電車で痴漢にあって困ってるのに、周りの乗客はそしらぬふり
このように、都会人は必要以上に自分の領域に踏み込まれるのを嫌がったり、自分に関係ないことには極力関わらないようにする傾向があります。
都会では人間関係が希薄になりやすい
情報や刺激が増えるほど、必要でないものには無関心になる |
そして、“人間のるつぼ”でもある都会では、人との接触にもこの取捨選択の能力が発揮されます。なぜなら、重要でない人的接触に時間と意識を奪われていると、やらなければいけないことにいつまでも着手できず、ストレスでくたくたになってしまいます。
そのため、自分に必要のなさそうな人とは極力関わらない、面倒くさい人間関係には踏み込まない、という気持ちが無意識のうちに働いてしまうのです。