幸せな時間でうつに勝つ!
2度寝しても後悔せず、幸福感を楽しみましょう |
2度寝しても、深い眠りにならないので睡眠の効率が悪く、浅い眠りが続くため逆に疲労感が生まれます。だから、2度寝は時間の無駄、というわけです。
一方では、2度寝の効果も知られています。例えば、「2度寝の後に目覚めたときは、特に頭がスッキリする」、「2度寝していると、風邪を引きにくい」などです。
また、あの幸せな気持ちは何ともいえず、良いものですね。うつ寸前の人には、この幸福感が得られるだけでも、2度寝の効果は大きいといえます。
では、2度寝のときの幸せな夢見心地は、どこから来るものなのでしょうか?
睡眠中は、視覚や聴覚、触覚などのセンサーがオフの状態になります。深い睡眠では感覚が完全に遮断されてしまいますが、2度寝のときの浅い睡眠では、外部からの刺激が弱いながらも感じられます。ウトウトしているときに、小さな音でも目が覚めてしまうのは、このためです。
2度寝の間は、周囲からの光や音、布団の触感などが、ほんわかとした信号としてキャッチされています。これが淡く暖かな光に包まれて、宙に体が浮いたような感じを作り出し、幸せな気分にしてくれるのです。