床上時間を、平均睡眠時間プラス15分に設定する
「敵を知り己を知れば、百戦して殆うからず」と、孫子も言っています |
そのために1~2週間、睡眠日誌 をつけてみましょう。睡眠日誌には、寝床に入った時刻、実際に寝ついた時刻、目が覚めた時刻、寝床を離れた時刻を記入します。
睡眠時間 とは、実際に眠っていた時間のことで、寝ついた時刻から目が覚めた時刻までを指します。夜中に目が覚めたなら、そのときに起きていた時間を差し引きます。この実際の睡眠時間を1~2週間平均したものが、あなたの今の平均睡眠時間となります。
・ 平均睡眠時間=【睡眠時間】-【夜中に起きていた時間】の1~2週間平均
寝つかれずに寝床の中で過ごした時間や、目が覚めてから布団の中でグズグズしていた時間は、人生の無駄と割り切ってください。いきなり無駄な時間を全て削ることは無理ですから、平均睡眠時間に15分足したものを 目標床上時間 とします。目標床上時間が5時間以下となる場合には、睡眠不足とならないために5時間に設定します。
・ 目標床上時間=【平均睡眠時間】+15分