生活習慣病を防ぐための食生活
健康を維持・増進するために望ましい食生活については、厚生労働省や農林水産省より、食生活指針や、具体的な行動に結びつけるものとして、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかの目安を分かりやすくイラストで示した「食事バランスガイド」があります。農林水産省の調査では、「和食」を好む傾向にある人ほど、「食事バランス」がとれていたということが報告されていますので、まずは1週間の中で、和食を食べるように心がけるとよいでしょう。和食にすると、脂肪比率も理想的な20%程度になります。
また脂肪の多い肉類や油脂類を控えめにし、野菜や果物、海草類、芋類、豆類、未精製品の穀類などを積極的に食べるように意識すると、不足しがちなビタミンやミネラルを補い、よく噛むこともつながり、肥満や歯周病予防にも役立ちます。
もちろん気をつけるのは食生活だけではありません。適度な運動が善玉コレステロールを増やす、減量することで血圧やコレステロール値、血糖値が適正になるということもあります。適度な運動、休息、禁煙、飲酒習慣、ストレス管理など生活の様々な面に配慮することが必要です。
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