なんとなくだるい、疲れる……。極度の疲労が6ヶ月以上続く場合は「慢性疲労症候群」ともいうようですが、一般的には病気とはみなされないのが現状です。漢方ではこのような症状をどうみるのでしょうか? 具体的な症状にあわせ、オススメの漢方もご紹介しましょう。

【 INDEX 】
・「元気」が丈夫な胃腸から作られるワケ⇒ p.1
・だるい、不安感、不眠にオススメの漢方⇒ p.2

「元気」が丈夫な胃腸から作られるワケ

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写真は、和漢箋のロート補中益気湯錠。落ち込んだ元気を取り戻し、風邪を引きにくくする漢方でもご紹介しました
なんだか疲れる、だるいといった症状は、漢方では「気」の不足が根底にあります。気とはカラダの生命活動を維持するためのエネルギーであり、元気の「気」はまさに気が資本というわけです。

ではこの「気」とは一体どこから作られるのでしょうか。親から受け継いだ「気」に加え、実は日々の生活の中でも供給されています。それが「酸素」と「飲食」なんです。

ある有名な日本を代表とするベテラン女優さんも、年の割にはモリモリ食べるそうで、肌ツヤも良かったり、はつらつしたイメージが印象深いのですが、このように「よく食べ、食欲があって、胃腸が丈夫」というのは健康を保つために必要不可欠な要素といえます。

胃腸の消化吸収機能がきちんと働くことによって、気や血液のもとが作られるので、漢方では「胃腸が丈夫」というのは大きなポイントであり、これが「元気のもと」とされる所以なのですね。ちなみに

□ なかなか寝付けない
□ 夢が多い
□ 物忘れがひどい
□ めまいや動悸がある
□ 貧血気味である
□ 食欲がない
□ 下痢しやすい

などの症状は胃腸障害をのぞいて一見関連がなさそうですが、実際によくあるタイプの一つです。漢方ではココロとカラダは表裏一体でつながっており、気や血液の不足により、心=精神を養うことができないタイプだと説明することができるのです。


これらの症状にオススメの漢方は次のページで!