だれもが一度は悩むといわれている「頭痛」。一般的には片頭痛や緊張性頭痛などがありますが、その原因は実にさまざま。今回は漢方での頭痛の考え方と、春に起こりやすいとされる症状やオススメの漢方薬にせまります!

【 INDEX 】
・頭痛は「気候」と「内因」で考える⇒ p.1
・頭痛にオススメ! 6つの漢方薬⇒ p.2

頭痛は「気候」と「内因」で考える

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“風邪は万病のもと”の“風邪”も、実は風邪=ふうじゃのこと。
漢方では頭痛の原因を大きく分けて、次の2つであるといわれています。


季節や環境など外部の変化によるもの
⇒外感(がいかん)頭痛
ストレス、体質、内臓の不調によるもの
⇒内傷(ないしょう)頭痛


気候の変化や環境がもたらす「外感頭痛」のポイントとして気をつけたいのが、「風邪」。よく「風邪をひく」という言葉がありますが、この言葉の由来は風の邪気、つまり風邪=「ふうじゃ」から来ているのです。

風邪はとくに春に起こりやすいものとされていれ、ほかの悪いエネルギーをつれて頭痛などの痛みを起こしたり、発熱・悪寒、目の充血などのトラブルを発症させたりします。

なお、精神的なものや過労、慢性的な病気から起こるのが「内傷頭痛」です。現代医学でも女性ホルモンのエストロゲンの減少が頭痛につながるなどの話を聞きますが、漢方ではこれをホルモンをつかさどる腎(腎臓)や、血液の貯蔵や調節をになう肝(肝臓)が関連している、内傷頭痛のなかのひとつだと考えることができそうです。


では次のページで、頭痛にオススメの漢方薬をご紹介!